【3】手足口病の予防と対処 |
治療法がないと言われる手足口病ですが、本節ではその手足口病の予防法と対処法を解説します。また、併せて最近流行の兆しがあると言われる大人の手足口病についても取り上げました。
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手足口病に気づいたらどうするか? |
熱や発疹が出ても元気なら、家で安静にして様子を見て下さい。水分が摂れなくてぐったりしたり頭痛や嘔吐があるようなら小児科を受診しましょう。なお、熱が下がって子どもが元気になれば学校や保育園に行かせてもかまいませんが、治った後も暫くの間は便の中にウイルスが排泄されるので注意が必要です。
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手足口病とその予防方法 |
手足口病には予防接種のワクチンはありません。そのため、日常生活の中で出来る範囲の予防法を行ってゆく必要があります。保育園や幼稚園などで手足口病の流行の兆しが現われた場合には、手洗いの励行などを行なうと効果が期待できます。この病気発症中は咳や唾液飛沫などから感染してゆくので、他の子どもに感染させないために保育園や幼稚園は休んだ方がよいでしょう。また、注意しなくてはいけないのは、原因病原体であるエンテロウイルスが長期間に渡って便中に排泄されるという点です。患者からだけでなく、治癒した患者の便からも2〜4週間はこのウイルスが排泄され続けますので、依然として感染源になる可能性が残っています。そのため、患者はもちろん、治癒後の人も排便後の手洗いなどを徹底して励行する必要があります。何れにせよ、手足口病の予防法は手洗いとうがいの励行です。手足口病は手指や飛沫を介して感染するので、手洗いや手指消毒、うがい、身の回りの消毒が基本的な予防方法となります。手足口病の感染経路は飛沫感染や接触感染なので、手洗いとうがいは有効な予防法になります。集団感染の起きやすい保育園や幼稚園では子どもも職員も手洗いうがいを徹底させるようにします。感染を広げる原因となるのでタオルの共用も厳禁です。また、職員はオムツ交換をする時は特に手洗いを念入りに行ない、オムツの処理を適切に行なう必要があります。これは保育園や幼稚園だけでなく家庭においても同様です。なお大人が感染する場合、手足口病に罹った子どもの看病がキッカケで感染するケースが多いので、大人は罹りにくいからといって油断するのではなく、大人もしっかり予防対策を行ないましょう。
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手足口病の予防方法 |
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- 患者との接触後は、手洗い・手指消毒、うがいを行ないましょう。
- 便にもウイルスがいるので、子どもの排泄後はしっかり手洗い・手指消毒をするように指導し、赤ちゃんのおむつ交換の後はしっかりと手洗い・手指消毒をしましょう。
- 近所で流行っている場合にはおもちゃの貸し借りにも注意し、念入りな洗浄・清拭により物理的にウイルスを除去した後、次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)、場合により消毒用エタノールで消毒します。
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3つの予防法 |
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- クーラーをかけすぎない
猛暑が続くと、ついついクーラーをかけ過ぎる傾向にあります。熱中症にも配慮して室温は28℃が最適です。外出先でクーラーの効いているところでは、お腹にはタオルケットをかけたりして冷やさないようにしましょう。
- 湿度のコントロールをする
湿度を上げない工夫をしましょう。それは、夏風邪のウィルスが暑くて湿気が高い夏の環境を好むウイルスのためです。濡れた傘は室内に持ち込まない、お風呂の後はドアを閉め、しっかり換気を行なうなど部屋の湿度を必要以上に上げない工夫をします。
- 他人のタオルを使わない
ウイルスは手などを介して口や目などの粘膜から入ってきます。しっかり手洗いしても、タオルにウイルスが付いていると感染する原因となってしまいます。タオルは個人用とし、小まめに取り替えるようにしましょう。
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家族で手足口病を予防 |
口の中に痛みが強い場合には、刺激の少ないもの、プリンやアイスクリームなど口当たりのよいものを与えるのがよいでしょう。脱水症状を起こしやすいため、薄いお茶やイオン飲料、スポーツ飲料などで十分に水分を摂るようにします。どうしても口から水分を摂ることが困難な場合には受診して医師に相談しましょう。状態によっては点滴が行なわれます。ただ、先にも説明した通りコクサッキ−ウイルスはとても強い耐性ウイルスで、しかも予防ワクチンもないので、どんなに気をつけても感染することがあります。感染してしまった時は、家庭内感染を防ぐことと、赤ちゃんの症状を緩和させることに努めて下さい。
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神経質になりすぎず、冷静な経過観察と適切な対応を |
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手口足病に罹りやすい5歳以下といった年代は、自宅で過ごす乳幼児が多い一方で、幼稚園や保育園などで集団生活を行なっていることも多く、遊びを通した接触が密な年代でもあります。さらにトイレトレーニングが徹底されていなかったり、衛生観念が未発達であったりすることから感染が一気に広がるケースも見られます。感染の予防としては、子どもたちの手洗いを小まめに励行し、タオルなどは共有しないといった配慮が大切だと言えます。さらに保護者や幼稚園・保育園の先生方は、便などの排泄物や汚れた衣服などの処理を適切に行うよう心懸けましょう。また、この病気は子どもにとっては非常にポピュラーな病気なので、神経質になりすぎず、冷静な対応を行なうことも大切です。幼稚園や保育園で流行し、感染した場合でも悪化することは多くありませんので、子どもの様子を見ながら落ち着いて対応しましょう。ただ悪化症状が見られた場合は合併症の可能性もありますので、速やかに受診することは言うまでもありません。もちろん感染した場合には、人にうつさないように子どもを自宅で待機させることも大切ですが、長期間、必ずしも休ませる必要はないかも知れません。感染症法の分類でも特に危険度の高い感染症という分類はされておらず(五類感染症)、また、学校保健安全法において出席停止の基準は「病状により学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認められるまで」と定められており、明確な基準がないのが現状です。医師や幼稚園・保育園の先生方と相談しながら対応しましょう。 |
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保育園・幼稚園への登園 |
手足口病は保育園や幼稚園での集団感染が多いですので、子どもが手足口病に罹ったら、いつから登園させてよいか迷う親御さんも多いと想います。
手足口病は、麻疹や風疹のように出席停止の措置が取られている病気ではありません。そして、手足口病は1週間程度で症状が治まり、治癒します。しかし、治癒しても約1ヶ月間は飛沫や便の中にウイルスを排泄していますので、感染を広げる可能性はあります。けれども、1ヶ月間も保育園や幼稚園をお休みするのは現実的ではありません。そのため、殆どの保育園や幼稚園では、症状が治まったら登園可としている所が多いようです。もっともそうは言っても、対処方法はその施設によって違いますので、いつから登園してよいか保育園や幼稚園に確認するとよいでしょう。
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手足口病に罹った時の入浴 |
手足口病の症状としては、手や足、口を中心として発疹ができるものです。手や足に出来た発疹は痒みを伴いますが、口の中にできると痛みがあります。それで、刺激の強い食べ物は避けることが必要です。手足口病はウィルスに対して免疫のない子どもが感染しやすい病気ではありますが、大人でも感染することがあります。原因としては手足口病ウィルスにも種類がたくさんあるので、そのウィルスの免疫を持っていないという場合は罹ることになります。また、体調がすぐれない時も罹りやすい状態にあるので注意が必要です。ちなみに、大人が手足口病に罹った場合でも、内科に行けば手足口病に効果的な薬を処方されますので、内科を受診するとよいでしょう。また、皮膚が痒くて我慢できないという場合は皮膚科でもよいでしょう。皮膚科では主に塗り薬が処方されることになります。
何れにしても、手足口病はウィルスで感染する病気なので、手足口病に罹っている子どもがいる時は手洗いやうがいに気を付けて、うつらないように気をつけることが必要になります。それでは、手足口病の子どもが入浴した後のお風呂に入ることで感染してしまう危険があるため、入浴は控えた方がよいのでしょうか?
もし手足口病に感染した子どもに熱がないという場合は、入浴やシャワーを控える必要はありません。身体を清潔に保つことは大切なので、浴槽には浸からないとしても、シャワーなどで身体を流してあげることはして上げて下さい。何れにしても手足口病に罹ったら、お風呂などの入浴をすることは構いませんが、感染しないようシャワーなどにするとよいでしょう。
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手足口病の時の食事 |
手足口病の時の食事 |
口腔内の水疱が潰瘍になって痛むことが乳幼児にとっては大変つらいことです。痛みを最小限に抑える食事メニューも、手足口病の治療中には痛みの緩和法の一つです。子どもの好きなもの、食べたがるもので食欲不振をカバーしたり、食欲がなくても麦茶やさ湯で水分補給をして脱水を予防することも大切です。3食時間通りの食生活は少しお休みして、数時間置きに少しずつでも、痛みで辛い口内に刺激を与えない食事内容を考えてみましょう。ゼリーや白玉、すいとんなど喉越しがつるんとしているものやアイスは比較的食べやすいようです。逆に熱いものや塩気の強いもの、酸味のあるものは潰瘍に染みる傾向があります。硬いものよりは柔らかい口当たりがオススメです。
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家庭で気をつけること |
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- お腹はすいているのに口の中が痛くて食べられなくなることがあります。その場合には、口の中が滲みないものを与えるようにしましょう。熱いもの、塩味や酸味の強いもの、固いものは控え、喉越しのよいものを食べさせるようにしましょう。
- 小さな子どもで口の中の発疹がひどいと、食事や水分がとれなくて脱水傾向になることがあるので注意が必要です。水や麦茶はもちろんですが、果汁やくだものなどでも水分補給させるように心懸けましょう。
- 主な感染経路は風邪と同じように鼻汁・唾液などからの感染です。また、便からも感染するので、子どもの手をよく洗うことも大切なので、親は気をつけてあげましょう。
● お風呂は熱がなくて元気なようなら入浴して構わないでしょう。
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こんな時はもう一度診察を |
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- 口の中が痛くて水分が摂れない状態が続いている場合
- 子どもが吐いてぐったりしていたり、高い熱が3日以上続いている場合
- 感染力が強いので以前は登園禁止とされていましたが、最近では本人の状態に合せて休園を指導する先生も増えているようです。主治医の先生の指示に従うようにしましょう。親も子どもの様子をよく観察して、熱のある時や口内炎の症状の強い時、気分の悪い状態が強い時は家庭で安静にさせるようにしましょう。
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下痢の時の対処法 |
中には下痢を伴う子どももいるかも知れません。そんな時には腸を休ませてあげる必要があります。油や脂肪分を含むもの(シチュー・ラーメン・バターなど)、卵製品(プリン・カステラ・卵焼きなど)、乳製品(ヨーグルト・乳酸菌飲料・牛乳など)、果汁(オレンジジュースなど)は控えます。ちなみに、下痢の時には食物アレルギーが起こりやすくなることがありますので、卵製品は控えます。また、乳製品は乳糖不耐症と言って下痢が続く可能性もあるので禁止した方がよいでしょう。
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手足口病の時のおすすめレシピ |
すいとんは見直したいバランスの取れた一品です。普通は小麦粉を使いますが、今回は喉越しがよいように白玉粉と小麦粉を使ったレシピを紹介します。
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材料 |
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- 鶏胸肉(30g)
- 油揚げ(1/4枚)
- 大根(30g)
- ニンジン(10g)
- ネギ(10g)
- 白玉粉(10g)
- 牛乳(15cc)
- 小麦粉(8g)
- ダシ汁(200cc〜)
- 塩(適量)
- ミリン(小2/3)
- 醤油(小1/3)
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作り方 |
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- 鶏肉は厚みに包丁を入れて平らにし、一口大の削ぎ切りにします。油揚げは熱湯に潜らせて油抜きをして短冊に切ります。
- 大根、ニンジンは短冊切りにし、ネギは斜めに切ります。
- ボールに白玉粉を入れ、牛乳を少しずつ加えて溶き伸ばし、小麦粉を加えて耳たぶより柔らか目にこねます。
- 鍋にダシ汁と大根、ニンジンを入れて火にかけ、4〜5分煮て灰汁を掬い取り、塩とみりんで調味します。なお、味を見ながら、子どもの状態により塩加減をつけるようにします。
- 3の生地をスプーンで掬って4の鍋に落とします。火が通ったら醤油を加え、ネギを散らしてひと煮立ちさせ、器に盛ります。
- 食べ辛い時には白玉粉の代わりにワンタンの皮を使用してみましょう。その場合はワンタンの皮を半分に折って出し汁で煮ます。後の作り方は同じです。
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参考:大人の手足口病 |
大人は手足口病に罹らないの? |
手足口病の原因となるウイルスや症状、治療法は、大人も子どもも基本的に変わりません。稀に子どもからうつり、発症する保護者などがいます。大人でも免疫がついていない原因ウイルスに感染すれば手足口病に罹るのです。しかし、多くの大人はすでに原因ウイルスの免疫を保持している場合が多く、発症することが少ないので、患者数は当然少なくなります。小さい頃に手足口病に罹った場合には、その際にそのウイルスの抗体を獲得して免疫がついています。稀にウイルスに感染しても症状を現わさないことがあり、手足口病に罹ったことがないという人でも、知らず知らずに免疫がついていることがあります。とは言うものの、感染すれば社会生活や育児などに影響を及ぼすことは避けられません。家族に感染者が出た場合には、大人もいっしょに、小まめな手洗いや、タオルを共用しない、排泄物の処理には気を配るといったことを励行し、予防に努めましょう。
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大人の手足口病の原因と特徴 |
手足口病はコクサッキーウイルスの一種が原因となって発症するウイルス性疾患で、手足や口の周りに水泡状の湿疹が現われることから命名されました。手足口病のウイルスには湿気や高温に強いという特徴があるので、流行するのは夏場が多く、夏の始まりと共に発生し、7月の終わり頃にピークを迎えます。初期症状が風邪に似ているため夏風邪と間違えられやすくなっています。手足口病は感染者の鼻水や唾液などの分泌物によって感染し、飛沫感染も起こります。3日から5日の潜伏期間があり、発症した後は1週間から10日ほどかけて自然に治癒しますが、急性髄膜炎による急性脳炎を引き起こすことがあり、乳児の場合は死亡するケースもあります。手足口病は乳幼児に多く見られる病気で、感染報告数の90%以上は5歳以下の子どもです。しかし、最近では大人に感染するケースも増えてきており、大人に感染した場合は症状が重くなる傾向があります。手足口病のワクチンなどは存在しないため、この疾病の予防には、手洗いやうがいを欠かさず行なうことが極めて重要になります。大人の手足口病の感染事例としては、家や保育施設でのオムツ交換の際にウイルスが含まれた便に接触したために感染するケースが多いので、オムツ交換や排泄物処理を行なった後には必ず石鹸でよく手を洗うようにして下さい。ちなみに、大人が手足口病に感染するのは免疫力や体力が低下している時なので、ウイルスに対抗するためには普段から健康に留意した生活を心懸けることが不可欠です。
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大人の手足口病の症状と潜伏期間 |
大人の手足口病の潜伏期間は3〜7日間で、発症後は鼻水や便から2〜5週間かけてウイルスが排出されます。手足口病のウイルスには風邪のように幾つかの種類があり、ウイルスによって異なる症状が現われます。大人の手足口病の症状としては以下のような点が挙げられます。
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手足口病の初期症状 |
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- 発熱、喉の痛み
発熱は微熱程度の場合が多いですが、中には40度近くの高熱が出るケースも約30%ほど見られます。
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手足口病の中期症状:2日から1週間程度続きます |
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- 口の中や足の裏の腫れ、水疱
口の中や足の裏などに2〜3o程度の水ぶくれが出来、歩くことや食べることが困難になる場合があります。また、足の指や膝の裏、手のひら、足の付け根にも水疱瘡のような米粒大の水ぶくれが出来ます。さらに口の中や舌の付け根に多数口内炎が出来、唾を飲み込むことさえも苦痛を感じる場合もあります。ちなみに、最近流行している手足口病のタイプは、いつもよりよりも水疱が大きく、首筋や腹部など全身に現われる傾向があるとのことです。
- 身体のだるさ
身体がだるく、鉛のように重く感じたり、集中力が低下することがあります。自分で車を運転して病院にゆくのは極力避けましょう。
- 頭痛・悪寒
頭痛や悪寒を伴うこともありますが、頭痛がひどい場合は髄膜炎の疑いもあるので注意が必要です。
- 足に筋肉痛のような痛み
高熱が出た時と同じように筋肉や関節が痛むことがあります。
- 爪が剥がれる
発疹や痒みの症状が治まり、1〜2ヵ月後に手や足の爪が剥がれるという例もあります。
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参考:手足口病に関する参考情報 |
◆参考図書 |
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尾崎隆男+吉川哲史+伊藤嘉規・監修 |
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『小児感染症のイロハ 感染看護に必要な知識と対策』 |
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日総研出版・2013年08月刊、3,600円 |
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