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今月のワンポイントアドバイス

 東日本大震災の被災者の方にお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになられた方には心より心よりお悔やみ申し上げます。

 福島の原発事故もあり、電力需給の逼迫により東京電力の計画停電が行なわれています。その計画停電を受けて、今月は、多くの人が節電や節約に目を向けられたこの時、有効な節電を実行するための参考になるような情報を集め解説しました。
東北地方太平洋沖地震

みんなで節電しよう!
【1】みんなで節電しよう!
【2】節電の基本〜小まめにスイッチを切ろう〜
【3】冷暖房とエアコン
【4】生活の中で節電しよう


【1】みんなで節電しよう!

 持続的な電力不足を受けて先月より東京電力の計画停電が始まりました。
 本節では、生活スタイルそのものを見直すことで、家庭で出来る節電のポイントを解説しました。
みんなで節電しよう!

 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、東北及び関東地方を中心に未曾有の災害を被りました。これにより電力需給のバランスが極めて厳しい状況になっています。今回の震災については、私たち一人ひとりでも直ぐに支援・協力できることはたくさんあります。いたずらな「買いだめ」を控えることもそうですが、「節電」もその一つです。家庭やオフィスで、少しずつでもよいから、私たち一人ひとりが節電の努力をすることが、被災地の復興と安定した電力供給につながります。この「電力の危機」を、私たち一人ひとりの力を結集して乗り越えてゆく必要があります。


参考1:東京電力ホームページ
http://www.tepco.co.jp/index-j.html
参考2:東京電力、東北電力管轄の地域の方へ 効果的な節電と停電の対処方法をご案内します - Yahoo
http://setsuden.yahoo.co.jp/

家庭で出来る節電の7つのポイント

 家庭の中で特に電気消費量が多いのは、エアコン、冷蔵庫、照明、テレビの4つです。これらを始めとする家電製品を上手に使うことで効果的に節電することができます。また、朝夕のピーク時を避けて電化製品を利用することも電力供給の安定を保つために重要な方法です。まずは本項では、環境省が推奨する「家庭で出来る節電方法」を紹介しますので、皆さんも積極的な「節電」に協力しましょう。


小まめにスイッチオフ!〜スイッチオフで電機使用は必要最小限に!
 照明も電化製品も本当に必要な時だけ使い、使わない場合は小まめにスイッチを切るようにしましょう。また、長時間使用しない場合はなるべくプラグを抜いておくように心懸けましょう。

待機電力を削減!〜使用していない場合にも電力が消費される待機電力を削減!
 電化製品の節電を考える時、使用していない場合にも電力が消費されてしまう「待機時の消費電力」は意外とバカになりません。この待機電力を如何にして減らしてゆくかの工夫も極めて重要な節電対策です。

エアコンで節電!〜設定温度・風向きを調節して節電!
 家庭の電化製品の中でも特に電気消費量が多いのはエアコンで、それらの機器の中で4分の1の電気消費量を占めるのがエアコンの消費電力です。そのため、どのようにエアコンを利用して暮らしてゆくかによって、大きくエアコンの電気代を節約することができ、それがひいては省エネにも繋がります。また、エアコン代を節約するためのテクニックと言うと、設定温度などの実際のエアコンの使い方に目がゆきがちでしょうが、まずはエアコンの使用頻度を減らす環境づくりから始めることが肝腎です。

冷蔵庫で節電!〜扉の開閉時間を短く、詰め込む量も考えて節電!
 電気消費量が多い家電の中に冷蔵庫も含まれています。冷蔵庫の節電のためにも、たとえば冷蔵庫のドアが開いている時間をなるべく短くするようにして、余分な開閉はしないようにするとか、食品などの熱いものは冷ましてから入れる、また、庫内は詰め込みすぎないようにするなど色々と工夫をするとよいでしょう。

照明で節電!〜明るさや消灯時間を調節して節電!
 家庭の中で電気を使う製品は多いですが、冷蔵庫やエアコンなど色々とある中で電力消費量が意外に高いのは照明です。特に電気を点けっ放しにすることは無駄の極みだと言ってよいでしょう。また、それ以外に、蛍光灯など照明器具を正しく選ぶことだけでもかなりな節電になるのです。

テレビで節電!〜主電源OFF・明るさ調節で節電!
 テレビも電力消費量が多い家電の一つです。そのため、たとえばテレビを見ない時は小まめに電源を切るようにして、その際はできるだけ主電源ボタンでオフにするようにするとか、また、テレビの画面は余り明るすぎないようにし、音量も不必要に大きくしないように心懸けることで日頃から節電に努めましょう。

他にもこんなところで節電!〜生活スタイルを見直して節電!
 その他、たとえば炊飯器や電気ポット、食器洗浄機などの無駄な使用を省いて台所で節電するとか、洗濯機や乾燥機などを効率よく使うことで毎日の洗濯での節電、また、お風呂や洗面所、トイレでの節電など工夫すべき点はたくさんあります。さらにそれ以外にも、早寝早起きの生活を心懸けるなど生活スタイルそのものを見直して節電にチャレンジすることも可能です。

買いだめ駄目!〜物を活かして社会も活かす〜

 未曾有の惨事となった今回の東北地方太平洋沖地震や福島原発の事故の影響のため、被災地以外の地域で買いだめが起こり、一時的ながら、食料や水以外にも様々な生活用品が店頭から消えています。確かに、いつも使っている物が切れると、不便な思いをしたり不安な気持ちになるのは当然です。被災地やその近辺に住む方は当然として、東京電力による計画停電の当該地域に住む人もその気持ちはひとしおでしょう。しかしながら、この際、物に頼らず、知恵と工夫で切り抜けるシンプルライフを心懸けることで、買いだめをするよりも、アイディアを出して急場を乗り切るように努力することを試みてみるのもよいと思います。限られた物を最大限に活かして使うのがシンプルライフです。私たちが暮らしをシンプルにすることが被災地の仲間を支えるのです。


ティッシュペーパー
 ドラッグストアの行列に何箱ものティッシュペーパーをぶら下げて並ぶ必要はありません。ティッシュペーパーの代わりに古タオルや着古したTシャツ、肌着を用意しましょう。また、衣類は大まかにカットしておくと便利です。そして、液体がこぼれたら雑巾やボロ布で拭き取り、水の出る時にまとめて洗うようにします。油や汚物の場合、水が継続して出ない場合は拭いてそのまま廃棄でOKです。

トイレットペーパー
 ティッシュペーパーもそうですが、昔のオイルショック時のようにトイレットペーパーを狂ったように買いあさる必要は全くありません。トイレットペーパーの代わりに漫画雑誌や新聞など薄くて柔らかい紙を適当に切っておき、よく揉んで使えばよいのです。そして、拭いたら包んでおき、可燃ゴミとして廃棄します。なお、紙では硬くて嫌だという人は、東南アジア一帯で行なわれている方式がオススメかも知れません。その方式とは、ペットボトルなどに水又はぬるま湯を入れておき、事後、中の水をかけて手で洗い流すという方法です。そして、水は小さなタオルやカットした古肌着などで拭います。もっとも断水の時はバケツの水で水洗することになりますが、その時トイレットペーパーを使わない方が楽に流れますし、下水処理への負荷も減ります。

紙おむつ
 兄弟や近所の子ども、或は母親自身のパンツをオムツカバーにします。中には吸水性のよい古タオルなどを折って宛がい、直接肌に触れる面には切った古着を挟んでオムツライナーにし、ウンチならそのまま廃棄してもよいでしょう。ちょうどよいパンツがなければ、タオルや手拭いなどの短辺の両側に紐を縫いつけて褌のようにしたものを使うのもよいでしょう。

歯磨き
 特に歯磨き粉など着けなくても歯は磨けますが、何か着ける場合は塩を着けるのがよいでしょう。指に塩を着ければ歯茎のマッサージもできます。

洗剤
 食器の油汚れは新聞紙などで拭き取ってから洗い、米の磨ぎ汁や青菜の茹で汁でも油汚れが落ちやすくなります。洗濯は、直接肌に触れないものの洗濯回数を減らし、洗うものについても、汚れた部分だけを石鹸でつまみ洗いしておくとよいでしょう。また、台所用洗剤やシャンプーの在庫は薄めて使うようにしましょう。

電池&懐中電灯
 懐中電灯を用意していなかった、あっても単一・単二の電池がない場合、ロウソクを使う人がが多いでしょうが、余震のこともあり、火事が心配です。ただ、どうしてもロウソクを使わなければならないという時は、厚手のガラス瓶にロウソクを入れて使うようにするのもオススメです。ただ、この方法だと底が熱くなるので、瓶はお皿などに載せておくのがよいでしょう。また、ロウソクの近くに鏡や水を入れたペットボトルなどを置くと光が増幅します。なお、消火は確実に行なうようにくれぐれも注意して下さい。

小さい懐中電灯しかない時
 手許に余り大きな懐中電灯がない時は、小さな懐中電灯にレジ袋をふんわり被せたり、或はトレーシングペーパーや白いオーブンペーパーを袋状にして懐中電灯に被せると、光が拡散します。その際、鏡も利用するとよいでしょう。また、S字フックを利用して吊るせばランタン代わりにもなり、ある程度広い範囲を照らすこともできます。

停電&灯油切れの暖房対策
 ペットボトルや蓋のある厚手のガラス瓶にお湯を入れ、湯たんぽにするののもオススメです。ただ、その際は火傷にはくれぐれも注意して下さい。

停電時の炊飯&保温
 土鍋でなくてもご飯は炊けます。研いだ米を20分くらい水に漬け、3合なら600CCの水でやや強火で加熱、蓋がかたかた言ってきたらずらし、水が少なくなってきたら再度蓋をして弱火で2〜3分加熱します。火を止めて10〜15分蒸らしたらできあがりです。また、保温したい場合は古毛布やフリースにくるんだり、さらにそれを発泡スチロールの箱などに入れればかなり長時間温かさを保つことができます。

停電時の冷凍品の解凍予防
 ジッパー付き保存バッグなど数枚に水を入れ、電気が来ている時に凍らせておきます。この氷の力で保冷します。

その他
 この他にも、使い切って洗ったスプレーボトルに焼酎やウオツカを入れて吹き付け、消臭や消毒に使う、化粧落としにオリーブオイルを使うなど、代用できるモノは色々とあります。そして、このような考え方は、消耗品に限らず食料品や生活用品にも当てはまります。さらに、自家用車ではなくバス、電子レンジではなくガスなど、移動手段やエネルギーについても、その都度代用案に切り替えることが大切です。

参考:生理用品の不足時の対処法・布を使う生理処置方法-ウーマンケアネット
http://nunonapu.chu.jp/kinkyu.html

生活スタイルを見直して節電しよう!


早寝早起きで節電
 早寝早起きは夜の消費電力を抑えることになり、節電に繋がります。早寝早起きの健康的な生活スタイルを実践することで節電に努めましょう。

一家団欒で節電
 食事や団欒の時などは家族みんなで一つの部屋に集まりましょう。このように、家族ができるだけ一か所で生活することで照明やエアコンなどの節電に繋がります。

一家団欒で節電
 食事や団欒の時などは家族みんなで一つの部屋に集まりましょう。このように、家族ができるだけ一か所で生活することで照明やエアコンなどの節電に繋がります。


■エコクッキングで省エネ
水滴を拭いてから火にかける
 水滴が付いたまま鍋などを火にかけると、残った水滴を蒸発させるために余分なエネルギーがかかってしまいます。
炎がはみ出さない火加減で調理する
 炎は鍋底からはみ出さない程度が最も効率的です。強火ではみ出した部分の熱は鍋に伝わらず、弱火すぎても時間がかかり、放熱する量が多くなってしまいます。
鍋には蓋をする
 蓋をすると、鍋に伝わる炎の熱を有効に利用することができます。また、そうすることで時間もエネルギーも節約できます。
下拵えを工夫する
 野菜の次に肉や魚を切ったり、上手に鍋や調理道具を使い回すことが大切です。
また、野菜を煮るなどの下拵えは一度にまとめて行ないます。


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【2】節電の基本〜小まめにスイッチを切ろう〜

 節電の基本はこまめにスイッチを切ることです。
 本節では、よく利用される家電製品の節電ポイントを解説しました。また、併せてパソコンの効率的な節電術も解説しました。
小まめにスイッチを切ろう!〜スイッチオフで電機使用は必要最小限に!〜

 照明も電化製品も本当に必要な時だけ使い、使わない場合は、小まめにスイッチを切るようにして、また、長時間使用しない場合はプラグを抜いておくとよいでしょう。人の居ない部屋や廊下は小まめに消灯し、照明の間引きや照度の調整を行なって必要最小限の灯りを心懸けましょう。さらに、冷暖房は必要な時だけ点けるようにしましょう。


1日1時間、点灯時間を減らした場合の省エネ効果(年間)
  • 白熱電球(54W) 電気19.71kWh、原油にして4.97L CO2削減量 8.3kg
  • 蛍光ランプ(4.38W) 電気4.38kWh、原油にして1.10L CO2削減量 1.8kg
電力の排出係数0.419-CO2/kWhで試算
1日1時間、テレビを見る時間を減らした場合の省エネ効果(年間)
  • ブラウン管(25インチ) 電気31.86kWh、原油にして8.03L CO2削減量 13.3kg
  • 液晶(20インチ) 電気15.00kWh、原油にして3.78L CO2削減量 6.3kg
  • プラズマ(32インチ) 電気74.57kWh、原油にして18.79L CO2削減量 31.2k
電力の排出係数0.419-CO2/kWhで試算
1日1時間、パソコンの使用時間を減らした場合の省エネ効果(年間)
  • デスクトップ型 電気31.57kWh、原油にして7.96L CO2削減量13.2kg
  • ノート型 電気5.48kWh、原油にして1.38L CO2削減量2.3kg
電力の排出係数0.419-CO2/kWhで試算

バカにならない待機電力

 待機電力を減らすことはCO2を減らすことにも繋がるので、節約のためだけでなく、環境のためにもぜひ実践したいものです。まずはご家庭で簡単に実践できそうなものから始めてみましょう。
待機消費電力とは?

スイッチ付きテーブルタップ 待機電力とは、機器が非使用状態もしくは何らかの入力(命令指示等)待ちの時に定常的に消費している電力のことで、要するに、その電機製品を使用していないのに、プラグが刺さっているだけの状態で消費されている電力であるということになります。そして、リモコンで動作するテレビやビデオ、常時時計の表示がある電子レンジなど待機電力がかかっている物はたくさんありますが、電気ポットのように保温状態を保っているものは常に使用状態と考えられるため、待機電力としては認められません。


■主な消費電力
機能維持で電力消費
 メモリ・内蔵時計・モニタ表示のため
指示待ち状態で電力消費
 リモコンによる指示待ちや機能を作動させるための指示待ち
接続しているだけで電力消費
 コンセントを入れるだけで電力消費


■待機消費電力を減らす対策
■1 小まめに主電源を切る
■2 「スイッチ付きタップ」を使う
■3: 「オートOFF機能」を使う

主な電気製品の待機電力〜家庭で使われる電力消費量の約1割は待機電力!?〜

 家庭で使われる電力消費量のうち、約1割は待機電力によるものだと言われています。そして、その待機電力の内訳は、大きく分類するとAV機器30%、給湯機器29%、IT機器19%、以下照明機器、空調機器などとなっています。


■主な電気製品の待機電力
ミニコンポ 4.8w
留守番機能付き電話機 4.5w
FAX付き電話機 3.8w
パソコン 2.8w
エアコン 2.4w
ビデオデッキ 2.4w
電話子機 1.3w
テレビ 0.8w
携帯電話充電器 0.5w
電子レンジ 0.5w
洗濯機 0.3w
■家電の待機電力ワースト3
第1位:ガス給湯器、風呂釜
  • 年間消費電力 23kwh
  • 年間電気代 506円
第2位:ビデオデッキ
  • 年間消費電力 12kwh
  • 年間電気代 462円
第3位:HDD・DVDレコーダー、プレイヤー
  • 年間消費電力 14kwh
  • 年間電気代 308円


旧型の家電を使われている方は特に注意をしましょう!〜
 最近の家電は待機電力を減らそうという企業の努力もありますが、旧型の家電は最近の家電よりかなり待機電力が多くなっています。

コンセントを抜くなんて面倒くさいけれど
 いちいちコンセントを抜き差しするなんて面倒なので、少しの待機電力ぐらい目をつむってしまおうと思っている人も多いのではないでしょうか。確かに初めから全て待機電力を無くそうとしても大変なので、まずは簡単にできることから少しずつチャレンジしてみるのもよいでしょう。

コンセントを抜いても支障がないかどうか見極める
 留守番電話やタイマー予約をしているビデオデッキなどは、いくら待機電力がかかるからといっても、さすがにコンセントは抜けません。従って、生活する上でコンセントを抜いても支障がない家電が、待機電力を減らす対象の家電であるということになります。なお、アイロンやドライヤー、掃除機などは、スイッチが切れてさえいれば待機電力はかからないタイプの電機製品です。

長期間使用しない物からコンセントを抜く
 まず第一に、エアコンやホットカーペットのようなオフシーズンには出番のない家電からコンセントを抜いてみましょう。その次に、滅多に使わない部屋にあるテレビや、偶にしか聞かないオーディオ機器類などのコンセントを抜くようにしましょう。このように使用頻度が少ない家電から抜いてゆけばよいでしょう。

使用する機器のそばにコンセントを置く
 家具の裏側などにコンセントが入ってしまっていては、抜きたくても抜けません。使う機器の近くにコンセントがあれば抜き差しも簡単です。特に携帯の充電器などは、そばにコンセントを置き、充電が終わったら直ぐに抜いてしまう習慣をつけるとよいでしょう。

コンセントに機器の名前をつける
 テーブルタップなどのコンセント自体にスイッチがついているものが売られています。これだと、元からコンセントを抜き差ししなくてもよいので、待機電力の節電にオススメです。そして、こういったコンセントを利用する場合に電気製品を使う時にコンセントに名前をつけていれば、どのスイッチを入れればよいのか直ぐに分かるのでとても便利です。なお、わざわざスイッチ付きテーブルタップを買う気にはならないという人でも、どのコンセントを抜いてよいのかが一目瞭然なので、このコンセントに名前をつけて管理する方法は中々のオススメです。

待機電力のかからない家電を買う
 近年は、大幅に待機電力をカットできる家電や、或は待機電力が全くかからないといった家電もどんどん発売されています。電化製品を買い変える際は、価格や利便性だけでなく、こうしたことも考えて買いたいものです。

照明器具の節電

 日常生活で照明を見直すことによって家計にも地球にも優しくなります。
 本項では、家庭でよく使われる照明器具の効果的な節電術を解説しました。
明るさや消灯時間を調節して節電しよう


器具の掃除で明るさアップを図ろう
 電気のランプや笠が汚れると、その明るさは極端に低下します。ダイニングキッチンなどの汚れやすい場所は小まめにお手入れをするように心懸けましょう。

点灯時間を短くしよう
 必要のない灯りは小まめに消すようにしましょう。蛍光ランプは極端に頻繁に点滅させるとランプの寿命が縮むので注意が必要ですが、それでも長時間部屋を空ける時は電機を消した方が経済的です。とにかく、人がいない部屋の照明は小まめに消すことが省エネの第1歩です。

待機消費電力を削減しよう
 リモコン機能(点灯・消光・調光など)を使用中は約1Wの電気を消費しています。壁スイッチの電源を切る習慣をつけて待機消費電力を削減しましょう。

省エネ型の照明器具に買換えよう
 照明器具の買換えはインバーター式器具がオススメです。インバーターとは周波数変換機のことで、家庭に届く電気の周波数を目的に合わせて変換するものです。ON・OFFだけでなく明るさ調節もできるため、従来の器具に比べて省エネ効果に優れています。また、白熱電球を利用していた場合は、なるべく消費電力の少ない電球型蛍光灯やLED電球に買換えることがオススメです。電球タイプの照明機器を使用する場合、一般的な白熱電球を使用するよりもLED電球を使用する方が節電効果がある上に、LED電球は白熱電球と比較して寿命が長く設定されているのです。なお、LED電球には、屋外や浴室などで使用できないものや、密閉機器で使用できないものもあるので、その辺は買換え時に注意が必要です。

蛍光灯と白熱灯の違い

蛍光灯 白熱灯


蛍光灯の節電方法
 実は蛍光灯の選び方一つで節電することができるのです。
 普段家の中で使っている照明というのはその全てが蛍光灯だけではなく、たとえば白熱球なども利用している場合があると思います。家の中で電気を使う製品は多いですが、冷蔵庫やエアコンなど色々とある中で電力の消費量が意外にも高いのは照明だと言われています。そんな訳で、照明器具を正しく選ぶことや蛍光灯の選び方一つで節電できることになるわけです。

蛍光灯の種類
 蛍光灯にも現在では色々な種類があります。環形もあれば直管形や電球タイプなどもあります。色も真白なものから暖色がかっているものまで様々ありますが、節電のために蛍光灯を選ぶのであれば、電球の色は白っぽくて陰影がないようなものがよいでしょう。発熱も少ないので消費電力も自然と抑えることができ、節電に繋がります。しかも長持ちするというメリットもあります。

蛍光灯の寿命
 蛍光灯は経済的には長持ちするのですが、1度点灯と消灯すると1時間寿命は短くなると言われています。
 電球の形をしている蛍光灯の場合には、点灯直後は暗くてだんだんと明るくなります。そのため、何度も消したりつけたりするような場所で蛍光灯を使う場合には、節電にならず、却って不経済ですから、蛍光灯を付けるのに向いていない場所であるということになります。そんな訳で、頻繁に電気をつけたり消したりする場所には蛍光灯を使わずに白熱灯を付けるようにし、一方で長時間電機を点けっ放しにすることが多い場所の場合には蛍光灯を利用することで節電することができます。

白熱灯との節電の比較
 白熱灯と蛍光灯を節電という観点からどれくらいの違いがあるか比較してみると、1日6時間電気をつけている場合の白熱灯は1日に41円ですが、電球の場合には9円ですから、この差は歴然です。そして、これが1年になると、白熱灯は1年間で15,111円になり、蛍光灯は3,274円ですから1万円以上も節電できる計算になります。しかし、人によっては白熱灯の温かさが気に入っているという人もいると思います。そこで、蛍光灯を使った方が節電になるという場所に白熱灯をつけたいと思っている人の場合には、電球の色をしている蛍光灯が販売されています。電球の色の蛍光灯を使うと、色は白熱灯と同じながら、実際には節電効果がある蛍光灯なので、とてもオススメです。さらに、ダウンライトやブランケットだけ白熱灯にして、主照明を蛍光灯にするという選び方も当然ながら節電に繋がります。

テレビ&BD/DVDの節電


テレビを見ない時は消そう
 テレビを見ない時は小まめに電源を切るようにしましょう。また、さらに、テレビゲーム機の電源を消した後は忘れずにテレビの電源も消すようにしましょう。なお、リモコン待ち状態でも電力を消費しているので、テレビを消す時はなるべく主電源ボタンでオフにするようにすることをオススメします。リモコンの電源ボタンでオフにし、待機状態にするのではなく、主電源をオフにすることで、待機時の消費電力を抑えられます。そして、旅行その他で長期不在になる時はなるべくプラグそのものから抜くように心懸けましょう。また、不必要な電源の切り忘れを防ぐためのオフタイマーなどの便利な機能があれば、是非それらの機能を活用しましょう。

明るさを調節する前に画面を掃除しよう
 テレビの画面は静電気で埃がつきやすく汚れやすいものです。一週間に一度くらい乾いた布でテレビ画面を拭くようにしましょう。

画面は明るすぎないように調整しよう
 画面の明るさを明るすぎないように調整しましょう。また、液晶テレビやプラズマテレビは画質モードを省エネモードに切り替えましょう。画面をやや暗めにすることで消費電力を抑えることができます。

音量は不必要に大きくしない
 必要以上に画面を明るくするのはもちろん、余り音声を大きくしないようにしましょう。

再生・録画などをしていない時はレコーダーの電源を切ろう
 レコーダーを使い終わった後はレコーダーの電源を切り、テレビのチューナーに入力を切り替えて視聴するようにしましょう。また、機種によっては、クイック起動(一発起動)設定を「しない」に設定することで、待機時消費電力を節電することができます。

パソコンの節電術

 テレビを見たり、本や雑誌を読んだりするよりも、パソコンの前に座る機会が増えています。チャットやゲーム、目移りするオンラインショップの利用など、常時接続が普通となった今、意外と侮れないのがパソコンの電気代です。


パソコンの起動そのものを減らす
 パソコンを始めとした電化製品は起動時に一番電気代がかかるそうで、それはパソコンも例外ではありません。その証拠に、パソコンの起動時にはパソコンを2時間使用する時とほぼ同じ電気代がかかるそうです。そんな訳で、パソコンを頻繁に使う場合は1日に何度も起動していると、パソコン起動時の電気代がとてもかかってしまう計算になります。当然ながらパソコンを余り使わない場合は電源を切っておく方がよいですが、パソコンの使用頻度が高い場合は電源を点けっ放しにしておいてもよいでしょう。

パソコン起動時の電気代を節約する
 パソコンの起動時の電気代をなるべく節約するには、パソコン起動時に読み込むアプリケーションを減らすことが第一です。パソコンの起動時には様々なアプリケーションを読み込みますが、この中の要らないアプリケーションを消すことで、パソコンの読み込みも早く、また、読み込みにかかる電気代も安くすることができます。その方法とは、[スタートメニュー→すべてのプログラム→スタートアップ]とたどり、このスタートアップ・フォルダの中にある不要なアプリケーションを削除するだけです。このフォルダの中にあるものが、パソコンと同時に起動されるため、普段から余り使わないものは削除しておくとよいでしょう。また必要になった時はスタートアップ・フォルダに戻せば大丈夫です。

パソコンの最適化&高速化をしよう
 ひとつのパソコンを長く使っていると、少しずつ動作が遅くなってしまうことがありますが、そんな時はハードディスクの最適化や不要なファイルの削除をすることで、動作が遅くなったパソコンの処理機能を復活させることができます。なお、使わない不要なファイルを消すには、[アクセサリ→システムツール→ディスク クリーンアップ]を使用します。ハードディスクの最適化をするには、[アクセサリ→システムツール→ディスク デフラグツール]を使用します。以上の作業で処理機能の向上&電気代が節約できるので、動作が遅く感じた場合にぜひ一度ご活用下さい。

ディスプレイの明るさを変えよう
 ディスプレイの明るさによっても消費電力は変わってきます。最大の状態にしていると、目も疲れやすくなりますし、ディスプレイの電気代も通常より多くかかってしまいます。そんな時は、ディスプレイの設定で明るさを抑えるか、[コントロールパネル→画面のプロパテ→スクリーンセーバー]からモニターの切断時間を変更しましょう。

ノートとデスクトップ、節約するならどちらがお得?
 ノート型とデスクトップ型パソコンで電気代がかかるのはどちらでしょうか? ハードディスクやモニタの大きさから言っても、デスクトップ型の方が電力を使います。1日の作業量や省エネモードの使用の有無などでも差がでますが、デスクトップ型はノート型のおよそ3倍の消費電力です。また、ノート型は、内蔵バッテリの使用を想定して元々消費電力が少ないのだそうです。単純計算なら、ノート型の方が節約できそうです。

節電のコツはモニタの電源のオフ
 電源のオン・オフは使用時間を目安にしなければなりませんが、モニタは小まめに消してOKです。モニタは、スイッチをオンしただけで電力を過度に消費するわけではありません。ちょっと席を離れる時はモニタは忘れずオフするようにしましょう。或は自動的にオフになる設定をしておくとより安心です。また、プリンターやスピーカーなど、周辺機器の電源も小まめにオフにするようにしましょう。使わない時にはコンセントを抜いておけば待機電力を節約できます。

スクリーンセーバーにも気をつけよう
 気をつけたいのがスクリーンセーバーです。勘違いされている方も多いのですが、スクリーンセーバーとスタンバイとは別のもので、スクリーンセーバーに電力を抑える効果はありません。それどころか、複雑な動きをするスクリーンセーバーは、それだけパソコンも必死で働いている状態で、実は電力を消費しているのです。また、パソコンは高性能なほど電力を消費する傾向があります。古い家電は余計な電気を使うため、買い換えを勧められることがありますが、パソコンの場合は、新しく高性能なものほど電力を消費することもあるので、くれぐれも注意して下さい。


参考1:停電に備え、節電して Windows PC を使用する方法
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/gg715287
参考2:東北地方太平洋沖地震支援活動 かんたんパソコン省電力化ソフト Optimal Green 無償配布
http://green.optim.co.jp/


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【3】冷暖房とエアコン

 まだまだ寒い日が続きます。エアコンをかけている家庭もあるでしょう。
 本節では、日常の冷暖房における効果的な節電術を解説しました。
暖房費の節約術


使用期間の長い暖房器具〜暖房器具は冷房器具よりも使う期間が長い〜
 北と南の気温差が激しい日本ですが、それでも日本全国で平均すると、冷房器具を使う期間よりも暖房器具を使う期間の方が圧倒的に長くなっています。冷房であれば7〜8月、暖房は長いところだと11月〜3月まで使用する地域もあります。つまり、如何に暖房費を節約するかによって年間の光熱費は大きく変わってくるのです。

暖房器具に頼る前にまずは暖かい環境作りを
 暖房費の節約と言うと、直ぐにエアコンの使い方など暖房器具に気を取られてしまうでしょうが、まずは暖かい環境を作ることが一番の暖房費の節約に繋がります。また、雨戸やカーテンを閉めるだけで冷たい外気を遮断してくれ、また、部屋の中の温まった空気を逃すことも防いでくれます。カーテンであれば遮熱カーテンのような厚手のものを床に届く長さで利用することがポイントです。また、最近では市販のもので窓に貼り付ける断熱シートもオススメです。カーテンや断熱シートは商品により差はありますが、施工するのとしないのとでは1〜2℃程度は違ってきます。暖房はエアコンの設定温度を21℃〜20℃にして1日9時間使った場合、年間で約1,200円近く節約できるそうなので、暖房費の節約効果は大きいものがあります。

暖房費を節約できる服装をしよう
 当たり前のようですが、自分自身が暖かい格好をすることも重要です。カーデガンでプラス2.2℃、膝かけの利用でプラス2.5℃、ソックス着用でプラス0.6℃になると言われています。それらの中でも、特にダウンベストはオススメです。たとえばダウンジャケットは、その保温性の高さから多くの人に利用されています。そんな訳で、机に向かって動かずに作業する時などは部屋でダウンジャケットを着るのもオススメなのですが、家事をするとなると少々動きづらいのが欠点です。そこでオススメなのがダウンベストです。安価なものであれば3千円程度で購入できますし、何年も使えるものなので、暖房費の元は直ぐに取れてしまいます。

暖房費を節約できる暖房器具の選び方
 実際に暖房器具を使うことになった場合、まずはその器具のCOPや消費電力を知ることが大切です。COPとはエネルギー消費効率や成績係数と言われ、同じ1kWの消費電力でどれだけの働きをしてくれるかということを数値で表したものです。エアコンは消費電力が大きく、暖房費の節約には向いていないと思われがちですが、近年のエアコンはCOPがよいものも多いので、一度ご自宅のエアコンをチェックしてみるのもよいでしょう。
 それに加えて、その暖房器具が部屋全体を温めるものなのか、局地的に温めるものなのかといった暖房器具それぞれの特性を知ることも大切です。たとえば床暖房とホットカーペットですが、実は両者は似て非なるもので、床暖房は部屋の空気全体を温めるもので、一方のホットカーペットは接している部分だけを温めるものなのです。これはよく勘違いされがちなのですが、何れの場合も家族の人数や用途によって使い分けるのが重要です。そして、暖房器具は温める範囲や温度が調節できるものを使用し、まめに調節することも大切です。温度調節によって消費電力を抑えることができ、かなりの暖房費の節約に繋がります。1kWを1時間使用した場合を22円で計算すると、100Wの暖房器具であれば2.2円となります。しかし、暖房器具の消費電力はもっと大きいものが多く、600Wなら1時間13.2円、1200Wで1時間で26.4円となるわけです。現在自分の家庭で使用している暖房器具の消費電力を一度チェックしてみるのもよいでしょう。

暖房器具の使い方にも注意しよう
〜コタツやホットカーペットの下に断熱効果のあるものを〜
 暖かい空気は部屋の上部に上がるということはご存知の方も多いかと思います。折角温めた空気を無駄にしないためにも、扇風機などを使って部屋の空気を循環させるとよいでしょう。扇風機は消費電力が少なく、1時間1円程度です。暖房器具の設定温度を下げれば併用しても却って節約になります。また、ホットカーペットや炬燵など直接床に接するものは、その下がポイントになります。たとえば炬燵の敷布団の下に段ボールや断熱シートを敷くのもよい方法です。段ボールは間に空気の層ができるため保温性に優れていますが、これにより床からの冷気を大分カットすることができ、温まった炬燵の暖気を逃すことを防いでくれます。実際に炬燵を暫く使ったら電気を暫く切るなどといった使い方をするのも、電気代の節約法としてオススメです。

 要するに、まずは外からの冷気を遮断し、そして、自分が暖かい格好をする。その上で暖房器具を必要な範囲だけを温めるといったように暖房器具を効率的に使うことで、暖房費も大きく節約することができます。

エアコンの節約術

エアコン


カーテンやブラインドで窓からの熱の出入りを防ごう
 レースのカーテンや簾、ブラインドなどで日差しをカットしましょう。そして外出時は、昼間でもカーテンを閉めることも効果的です。なお、厚手のカーテンや床まで届く長いカーテンを使うことをオススメします。そして、夏場は、カーテンや簾などで直射日光を防ぐことで約5%の省エネ効果があるそうです。また、簾などを窓の外に設置すると、窓を通して入ってくる熱が低くなり、より省エネ効果が高まります。一方で冬場は、日中は日光を入れ、夜間はカーテンやブラインドなどで室内の熱の漏れを防ぐようにしましょう。

エアコンのフィルターは定期的に掃除しよう
 2週間に1度はフィルターのお掃除をしましょう。
 フィルターが目詰まりしているエアコンでは冷暖房の効果が下がり、無駄な電気を使います。エアフィルターに埃などが詰まると、冷暖房の効率が低下し、余分に電気を消費して、電気代が約5〜10%の無駄になるそうです。フィルターの目詰まりは水漏れや汚臭などの原因にもなりますので、エアコンのフィルターは定期的にお手入れするように心懸けましょう。

室外機の周囲に物を置かない
 室外ユニット(室外機)の吹出口のそばに物を置いて塞ぐと、冷暖房の効率が一段と低下し、電気代も無駄になります。室外機は風通しのよいところに設置して、室外機の周囲はきちんと整理整頓して置くように心懸けましょう。

風向きを上手に調節
 扇風機を併用すれば、夏は風が身体に当たると涼しく感じ、逆に冬は暖まった空気を循環させることができます。また、扇風機などを併用して部屋の空気を循環すれば、無駄な運転を防ぎ、省エネ効果も期待できます。

室内温度は適温に保つ
 夏の冷房時の室温は28℃を目安に、冬の暖房時の室温は20℃を目安にしましょう。冬の暖房時の温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になります。

エアコンは必要な時だけつける
 タイマーを上手に使い、留守のときはこまめにスイッチを切りましょう。また、長期間使わないときはプラグを抜きましょう。また、冬場は洋服を1枚多く着たり、靴下をはいたり膝かけなどを使って体感温度を上げましょう。また、冷えすぎや暖めすぎにならないよう、小まめに温度調節をしましょう。設定温度を冷房時は 1℃高め、暖房時は1℃低めにすると、約10%の電気代が節約できます。ちなみに、冷房時は、室内外の温度差は約5〜6℃以内(※外気温が32〜33℃なら、設定温度は26〜28℃)、暖房時の設定温度は20℃以下が適温です。また、電源の切り忘れや冷暖房のしすぎを防ぐために、おやすみタイマー(オフタイマー)機能を有効に活用するとよいでしょう。


参考:エアコンなど暖房器具の利用を最低限に抑えるために
  • 身体の温まる食材(※大根やニンジンなどの根菜、生姜、ニンニクなどの香味野菜)を利用する
  • 陽が落ちて冷気が入る前にカーテンを閉め、室内を保温する
  • 普段より一枚多く上着を羽織ったり、ストールの活用も効果的
  • 湯たんぽを利用し、中のお湯は翌朝の洗面に
  • 仕事の合間にストレッチなど軽い運動で血行をよくする
  • エアコンを利用する場合は、室温20度以下を目安に、ドアや襖を閉め、暖房範囲を小さくする
  • 炬燵やホットカーペットなどの部分暖房の活用も考える


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【4】生活の中で節電しよう

 最後に本節では、台所などで使われる生活家電の効果的な節電術を解説しました。
台所で節電
冷蔵庫の節電

冷蔵庫


開いている時間を短く、余分な開閉はしないように
 冷蔵庫のドアの開閉が多いと、冷気が逃げてしまい、電気代がそれだけ無駄になります。冷蔵庫と冷凍室のドアの開閉回数が多いと、場合によっては消費電力量が1割近く増加してしまうこともあるそうです。そんな訳で、ドアの開閉と食品の出し入れは、できるだけ素早く、回数も少なくしましょう。よく出し入れする食品は手前に置くなど冷蔵庫内がよく整理されていると、食品の出し入れがそれだけ早くなります。また、設定温度はできるだけ「弱」に設定しましょう。

冷蔵庫に物を詰め込みすぎないように
 冷蔵庫に食品類を詰め込みすぎると、冷気の流れが悪くなり、冷蔵庫内が均一に冷えなくなって、余分な電気を消費してしまいます。また、庫内の見渡しも悪くなるため、ドアの開閉時間が長くなる原因にもなります。そんな訳で、冷蔵庫の中を一度徹底的に整理してみましょう。ずいぶん前の食べ残しや常温保存できるものが入っていないかチェックし、缶詰や瓶詰、調味料は未開封なら冷蔵庫に入れないようにしましょう。とにかく、冷気の通路を塞ぐと冷えにくくなりますので、冷気の吹出し口や吸込み口を食品などで塞がないようにしましょう。

食品などの熱いものは冷ましてから入れましょう
 食品などはよく冷ましてから冷蔵庫に入れるようにして下さい。鍋物やカレーなど熱いものを冷まさずにそのまま入れると、冷蔵庫内の温度が上昇して、周囲の温度も上げてしまいます。そのため、再度冷蔵庫内を冷やすための余分な電気を消費してしまうばかりでなく、周囲の食品にも悪い影響を及ぼしてしまいうので、くれぐれも熱いものは充分に冷ましてから令倉庫に入れるように日頃から心懸けましょう。

冷蔵庫の周囲の温度が高くならないよう注意しよう
 冷蔵庫の周囲が壁などに接していると効率よく放熱できません。冷蔵庫の周囲には適度な隙間を空けるようにしましょう。また、冷蔵庫の周囲の温度が高くならないように、直射日光やガスコンロなどから遠ざけ、冷蔵庫の周囲に充分な放熱スペースを取って設置することが省エネのための大切なポイントです。

冷蔵庫の周囲の温度が高くならないよう注意しよう
 冷蔵庫の周囲が壁などに接していたり、冷蔵庫の背面などに埃が付着していると、放熱が悪くなります。冷蔵庫の周囲には適度な隙間を空けるようにしましょう。また、冷蔵庫の周囲の温度が高くならないように、直射日光やガスコンロなどから遠ざけ、冷蔵庫の周囲に充分な放熱スペースを取って設置することが省エネのための大切なポイントです。そして、冷蔵庫の周囲の拭き掃除をするなど、なるべく定期的にお手入れをするように心懸けましょう。。

傷んだパッキングは取り替えよう
 傷んでいる隙間から冷気が漏れて電気の無駄遣いになります。名刺などを挟んでずり落ちるようだったら、パッキングを取り換えましょう。

冷蔵庫の省エネ機能を活用しよう
 冷蔵庫にエコモードや結露防止などの機能がある場合は、そういった便利な機能を設定することで節電に繋がります。

電子レンジの節電


電子レンジの熱効率をよくする
 内部がくるくると回転する電子レンジの場合、実は真ん中よりも外側の方が早く熱くなるのだそうです。そのため、電子レンジを使う際は、外側に食品を置くとことで、通常よりも早く温めることができるのです。また、冷凍したご飯などを複数解凍する際は、2つをくっつけずになるべく離して置きましょう。外側に置くことと離すことで熱伝導率が上がり、少ない電気代で解凍・調理することが可能になります。

解凍のタイミングを早める
 冷凍のものを解凍する際、調理直前に解凍するよりも、予め外に出しておいて、仕上げの段階で温める方が効率的です。ある程度自然解凍される分、電子レンジを使う時間を減らせるので、電子レンジを稼働する分の電気代を少しだけでも節約することが可能です。

電子レンジで調理する
 野菜などを調理する際、電子レンジで加熱した方が安く、また素早く調理できますし、ビタミンCも殆ど壊しません。また、温め直す時も、たとえば少しの味噌汁なら電子レンジの方が電気代が安いですし、直ぐに温まるので、簡単な調理は電子レンジを活用するのがオススメです。

電子レンジを掃除する
 電子レンジの中が汚れていると、その汚れにマイクロ波が反応し、通常よりも無駄な電力がかかってしまうのだそうです。そのため、汚れが目立ってきたらレンジ内を少し掃除するようにすると、無駄な電力を消費せずに節約に繋げることが可能になります。

その他台所での節電


炊飯器
  • 炊飯器の保温は控えよう
  • ご飯は保温よりレンジで温めよう

電気ポット
  • 電気ポットの保温を控えよう

食器洗浄機
  • 汚れを拭き取った上で節約モードに切り替え、乾燥機能はできるだけ控えるようにしよう

洗濯で節電


洗濯物は極力まとめ洗いをしよう
 少量の洗濯物を数回に分けて洗うよりは、洗濯機の容量に合わせてまとめ洗いし、洗濯回数を少なくして節電と節水に繋げましょう。

洗剤は適量を守りましょう
 洗剤を適量以上入れてしまうと、濯ぎに時間がかかり、電気代や水道代の無駄になります。洗剤はその洗剤の種類に合った適量を入れましょう。誤解している人もいるかも知れませんが、洗剤をたくさん入れても洗浄力が増すわけではありません。洗剤が不必要に多いと、濯ぎの水が余分に必要になることもあるので注意が必要です。なお、少量でも洗浄力の強い濃縮液体タイプの洗剤などを使うと、泡切れがよく、濯ぎ回数も減らせるため、節水効果が期待できます。

洗濯にはお風呂の残り湯を利用しよう
 洗濯はお風呂の残り湯を利用し、まとめ洗いで洗濯回数を減らす工夫をすることもオススメです。

乾燥機の使用はなるべく控えよう
 洗濯機の節電だけでなく、衣類乾燥機や洗濯機の乾燥機能の使用をできるだけ控えるようにしましょう。

掃除機で節電


ゴミは小まめに捨てよう
 掃除機は、ゴミがダストカップや紙パックにいっぱいになったまま掃除をすると、吸引力が落ち、その分だけ掃除に時間がかかり、電気代の無駄になります。そのため、ゴミを小まめに捨てることで省エネ効果があります。紙パック式の掃除機の場合、紙パックがいっぱいになったら早めに交換しましょう。また、掃除が終わったら電源コードはコンセントから抜くように心懸けましょう。

お風呂・洗面所で節電


お風呂&洗面所
  • お風呂の自動保温をできるだけ止めよう
  • 送水にも電気を使用するため、蛇口を小まめに閉めたり、シャワーの時間を少しでも短くする努力をしよう

その他家庭での節電

お風呂&洗面所
  • お風呂の自動保温をできるだけ止めよう
  • 送水にも電気を使用するため、蛇口を小まめに閉めたり、シャワーの時間を少しでも短くする努力をしよう

電気便座
  • できるだけ温水洗浄便座の使用を控え、使用する場合でも温水洗浄便座の設定温度を低めに設定しよう
  • 使わない時は温水洗浄便座の蓋を閉めるようにしよう
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