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前島豊の暮らしに役立つ 気功一言コラム
第4回 呼吸を使ってリラックス(その1)

呼吸を使ったリラックス法を行いたいと思います。!!


普段何気なくしている呼吸でもほんのチョット意識するだけでものすごいリラックス(入静、放松)効果があり、ASC(Altered States of Consciousness)変性意識状態とも呼ばれるいわば「ナチュラルハイ」の状態へと入って行きます。

この「ナチュラルハイ」の定義や方法、それによる人の心と体に及ぼす影響、効果は沢山ありすぎるのであえてここではふれませんが「人は自然な状態で体が気持ちよくなると免疫力等の活性化によりいつの間にか病気が治ってしまう」と言うことがよくあります。

では今回の呼吸法は有名なアンドルー、ワイル博士が著書「ワイル博士のナチュラル・メディスン」ですすめている4・7・8呼吸法を多少「気の体操風」にアレンジして行いたいと思います。

  1. まず、ゆったりとした服装で仰向けに横たわる(膝を軽く立てる)か椅子に浅く腰掛けます
  2. 舌の先を上の歯と歯ぐきの間にかるく付けます
  3. 息を口から「フーッ」とすっかり吐いて
  4. 新鮮な空気、エネルギーが体中の細胞に浸透してくる、と言うイメージで鼻から息を1.2.3.4と数えながら吸います
  5. 吸いきったら息を止めて1から7まで数えます
  6. 体の余分な緊張や悪い「思い」が体の外に溶けて流れていく、と言うイメージで「フーッ」っと息を1から8まで数えながら吐いて行く
  7. 以上をあと3回くりかえす

この呼吸法は4.7.8と言う比率が大切で、1つずつの時間は無理のないように自分のペースでゆったり行って下さい。なれてくると自分の体と心の中の「何か」が変化してくるのに気付くと思います。それは、博士によると「呼吸が不随意神経系に作用してストレスを中和している証拠」なのだそうです



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Present by Yutaka Maejima