【1】スマホ(スマートフォン)とは? |
従来の携帯(ガラケー)に代わって多くの人が使うようになったスマホ(スマートフォン)。そのスマホとは一体どんな魅力のある端末なのでしょうか?
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スマホ(スマートフォン)とはどんな端末? |
スマートフォンは、実は携帯電話機の一形態を指す用語で、特に明確な定義はないものの、多機能携帯電話であることが要件とされる場合が多い。“smart”は「賢い」の意で、タブレットと同様にスマートデバイスの一種とされます。
スマホとは? |
スマートフォンとは、個人用の携帯コンピュータの機能を併せ持った携帯電話で、「従来の携帯情報端末(PDA)に携帯電話・通信機能を統合したもの」と表現されることもあります。単に高機能と言うだけでなく、汎用のOSを搭載し、利用者が後からソフトウェアなどを追加できるようになっている機種を指す場合が多いとされます。
一般的なスマートフォンの持つ機能としては、パソコンと同じウェブブラウザ(フルブラウザ)によるウェブ閲覧や電子メールの送受信、文書ファイルの作成・閲覧、写真や音楽、ビデオの再生・閲覧、カレンダー機能、住所録、電卓、内蔵カメラのある機種では写真や動画の撮影、テレビ電話などがあります。また、無線LAN(Wi-Fi)に対応している機種では、屋外では携帯電話のデータ通信機能、屋内ではより高速な無線LANと使い分けることも可能です。インターネットなどを通じて、その機種が搭載しているOSに対応したアプリケーションソフト(アプリと略されることが多い)をダウンロードして追加することができ、ゲームなど様々な追加ソフトが公開・販売されており、OSメーカーや通信キャリアなどが自社の対応機種に追加できるソフトウェアを探し出して入手することができるネット上の店舗を運営しています。
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タブレット |
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コンピュータにおけるタブレット(ないしスレートPC)とは、板状のオールインワン・コンピュータやコンピュータ周辺機器に与えられるカテゴリー名称。 |
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スマートデバイス |
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スマートデバイスは、特に明確な定義はないが、パソコンやメインフレーム、ワークステーションなどの既存のコンピュータの枠に囚われない情報機器の総称を指す。 |
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iPhoneやAndroidはスマートフォン? |
巷で飛び交っている言葉でiPhoneとかAndroidなどがありますが、iPhone(アイフォーン)はApple製のスマートフォン(スマホ)の名前で、Android(アンドロイド)は端末の名前ではなく、スマホに搭載されているOS(パソコンで言えばWindowsに当たる)です。ただ、スマホからiPhoneだけが分けられる理由は、iPhoneだけがiOS(アイオーエス)という別のOSを搭載しており、その他のスマートフォンが主にAndroidを搭載しているからです。また、現在国内のスマートフォン市場はiPhoneシリーズが4割程度のシェアを持つほど普及しているため、「iPhone
vs Android」という図式になっていることも理由です。他にはWindows PhoneやFirefox OSを搭載したスマートフォンも僅かながらありますが、シェアは殆どありません。
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スマートフォンの由来と呼び方 |
スマートフォンのスマートはSmart(賢い)が由来です。確かにスマートフォンは、今までの携帯電話に比べて非常に賢い電話です。スマートフォンはスマホという略称で呼ばれることが大半です。当初はスマホやスマフォが混在していましたが、スマホですっかり定着しました。ちなみに、以前はau(KDDI)がスマフォンの呼称を用いていたこともあります、これも流行らずになくなり、現在はスマホを使うようになっています。
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スマートフォンは世界基準の新しい携帯電話 |
スマホが登場する前まで日本で使われてきた携帯電話は、音声通話とメールからはじまり、携帯電話固有のインターネット領域(iモードやEZwebなど)やワンセグ、高性能カメラやおサイフケータイなど電話と呼ぶには豊富過ぎる機能を備えていました。世界を見渡してもこれほど高機能な携帯電話は存在せず、世界の携帯電話を牽引してゆくものと当初は思われまていました。ところが、スマホの登場によりその予想が大きく裏切られます。海外から入ってきた世界基準のスマホの登場により、日本の携帯電話はその独自性の故に「ガラパゴスケータイ(略してガラケー)」と揶揄されるようになっってしまったのです。
それに対して海外製のスマホは、日本独自のサービスが利用できない代わりに、パソコンのような豊富な拡張性とパソコンとほぼ変わらないインターネット領域を利用できるのが特徴です。その一方で、国内メーカーが発売しているスマホは多少事情が異なり、以前の携帯電話の機能(おサイフケータイや赤外線通信、ワンセグなど)を盛り込みつつ、スマホの仕組み(OSにAndroidを採用したタッチパネル式)を合わせ持っており、海外製のスマホとは別の進化を遂げています。最近は海外メーカーでも、日本市場向けに開発するスマホにはワンセグや防水機能をつけるのが珍しくありません。スマホがガラパゴス化しているとも言え、今後この境界線は曖昧になるかも知れません。何れにせよ、スマホはいま世界中で急速に普及が進んでおり、シェアを伸ばしています。既に世界では携帯電話=スマートフォンとなっており、ゆくゆくは日本においても同じようになるものと考えらます。
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スマホで何ができるの?〜豊富なアプリで自分好みにカスタマイズ出来るのが特徴〜 |
ひと言で言えば、スマホの醍醐味とも言えるものはアプリ(アプリケーションの略)だと言ってよいでしょう。もちろん携帯電話(いわゆるガラケー)にもアプリはありましたが、スマホのアプリは量も質も桁違いです。その理由は、一般人でもアプリを開発できることで、世界中で日々多くのアプリが開発されているからです。
それではアプリで何ができるのでしょうか。
まずは地図アプリです。パソコン版ではお馴染みのGoogleマップを無料で使うことができ、スマホならではのスライド操作で地図をスムーズにスライドしたりズームしたりして見ることができます。スマホにはGPSが搭載されているので、位置情報と地図アプリを利用することで道に迷う心配もなくなりました。旅先などで特に役に立ちますし、カーナビの代わりとして使うことも可能です。また、情報系アプリだとグルメやショッピング、高速道路の渋滞情報から飛行機のフライト時間、電車の時刻表、タクシーの配車手配まで実に様々な情報アプリがあるので、生活に便利な情報が何でも持ち歩けます。
ツイッターなどのソーシャルメディアを利用している人にとっても、スマホは非常に快適です。多くのアプリがソーシャルメディアを更に使いやすくしてくれるので、これまで以上に交流の範囲も広がるでしょう。写真やメモなどをサーバーで保存してくれるアプリなどもあるので、あらゆるデータを持ち歩くことができます。LINEなどのようにアプリを導入している人同士で電話代のかからないパケット通話ができるコミュニケーションアプリも広く普及しています。
それ以外にも、スマホはゲームをする人にも新しい体験をもたらしてくれます。以前の携帯電話でゲームアプリをプレイされた方も多いと思いますが、スマホのゲームは正に別格です。画面の綺麗さでは携帯ゲーム機と何ら遜色ないレベルで、中にはそれをも超えるようなグラフィックスのゲームも存在します。ジャンルについてもアクションからRPG、レーシングゲーム、パズルゲームなどと遊び切れないほど膨大なアプリが揃っています。嬉しいのはこういった素晴らしい多くのゲームが無料で楽しめることです。もちろん中には有料のゲームもあり、購入時に一括で支払うか、基本無料でアイテム課金方式があります。クォリティはやはり有料アプリの方が高いですが、何れにせよ月額課金で払う必要があった以前の携帯アプリとは異なります。
もちろんビジネスでもスマホはとても強力なツールとなります。最近では就職活動にスマホを持っていることで、面談予約や会場へのアクセスチェックなど有利に行動できることから学生にも人気が高まっています。もちろん就職してからでも数々のメリットがあります。それだけではありません。パソコンに記録してあるスケジュールとの同期や様々なドキュメントファイルの共有、本体カメラで撮影した名刺をデータ化し管理できるアプリ、会議の内容を録音するアプリ、多言語を翻訳できるアプリ、アイデアを書き留めるアプリ、電子書籍アプリ、備忘録アプリと言った具合に、挙げたらキリがないほど仕事に役立つアプリが多くあります。その他にも、スマホに話しかけると、言葉の意味を理解して応えてくれるのが発話解析・認識インターフェースアプリです。「東京の今の天気は?」「○○さんにメール」「明日のスケジュールを教えて」など自然な会話をスマホが理解して答えを返してくれます。使う場所は選びますが、機能が豊富なスマホだからこそ話しかけるだけで操作できるのはとても画期的です。iOSではSiri、ドコモのAndroid向けではしゃべってコンシェルがあります。
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スマホと携帯電話(ガラケー)の違いって何? |
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パソコン用のサイトを見ることが出来る |
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モバイル用サイトであれば携帯電話でもインターネットを利用できますし、フルブラウザを搭載した機種ならパソコン用のサイトを見ることもできます。逆にスマホでは従来のモバイル用サイト(iモード・EZweb・Yahoo!ケータイ)を見ることができませんので、モバイル用サイトを活用している人は注意が必要です。しかし、スマホにはそれを補って余りある魅力があります。それは、以前の携帯電話よりも美しく大きなディスプレイでパソコン用サイトを見ることができ、タッチパネルで直感的に操作できることです。パソコンをメインにインターネットを利用している人には文句なくオススメです。
旧来の携帯電話のフルブラウザは、ディスプレイサイズの小ささとキー操作によってページ送りやリンクを選択しなければならない煩わしさがあって、とても使いやすいとは言えないものでした。最近はスマホの普及に追いつく形でスマホ専用サイトを用意する企業が増えてきています。確かにパソコン用のサイトをそのまま見られるのは魅力ですが、残念なことに全体を表示するために文字が小さくなってしまいがちでした。そのため、スマホの画面サイズに合わせて、タッチパネルに向いた大きめのアイコン式メニューを採用したスマホ専用のサイトが今後増加していくものと思われます。 |
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パソコンのメールアドレスが使える |
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スマホはパソコンで利用しているメールアドレスをそのまま使うことができます。プロバイダのメールやGmailやYahoo!MailなどのWebメールも扱うことができるため、メールをチェックするためにノートパソコンを持ち歩いたり、メールの転送設定などを行う必要もなくなります。ドコモのspモードメールなどのように、以前の携帯電話メールアドレスをそのまま利用できるサービスが整備されているので機種変更も安心です。 |
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直感的なタッチパネル |
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スマホのCMを見たことがある人もいること思います。液晶画面を指でタッチしたりなぞるだけで、動きに合わせて項目が選択されたり画面がスライドします。スマホはタッチパネル方式を採用した機種が殆どで、そのため、今までボタンをプチプチ押して操作していたメニューが、画面をタップ(指で画面をタッチ)するだけで可能になるのです。スクロールが必要な画面も、指でスライドするだけでスクロールすることができます。タッチパネルの直感的な操作感は子どもも簡単に覚えますし、高齢者の方にも大変好評です。もちろん以前の携帯電話で慣れ親しんだテンキーを求める人々に対応するため、タッチパネルとテンキーの両方に対応したスマホが発売されたこともあります。 |
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あらゆるアプリを使って自分好みにカスタマイズが可能 |
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スマホの最大の醍醐味はアプリにあると言えます。以前の携帯電話にもアプリはありましたが、スマホのアプリで出来ることの幅広さは比較になりません。知識さえあればスマホのアプリは誰でも開発することができるため、その数は日々増え続けています。自分の用途に合ったアプリをダウンロードすることで、自分のスマホがお気に入りのゲームを集めたゲーム機にもなりますし、仕事に役立つアプリを集めたビジネスツールにもなります。このようにアプリの追加によって、自分が使いたい機能にカスタマイズすることができるのです。アプリを追加することによって自分の持っている端末が陳腐化しにくいのも利点と言えます。 |
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Wi-Fi対応で高速無線通信が可能 |
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大半のスマホはWiFi(認証された無線LAN)に対応しており、無線LAN環境を自宅に構築していたり、別途LTEやWiMAXなどのモバイルルーターを契約していれば、3G回線よりも高速な無線LANを利用して通信を行なうことが可能です。最近では街にWiFiのフリースポットが増えてきており、自宅以外でもWiFiでインターネットに繋げるようになりつつあります。また、設定でデータ通信を行なわないようにする必要がありますが、Wi-Fiのみでデータ通信を行なえば3G・LTE回線を使わないのでパケット代を安くすませられることも利点です。 |
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LTEやWiMAXなどの次世代通信規格に対応 |
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以前の携帯電話は3G(第3世代通信)回線によって最大でも約14Mbpsほどの受信速度でしたが、スマホは高画質な動画や容量の大きいアプリを快適にダウンロードするためにLTEやWiMAX2+と呼ばれる次世代通信規格に続々と対応しています。受信速度は40Mbps〜150Mbpsと3Gを大幅に上回り、ホームページのブラウジング程度であれば殆どストレスのないWEB閲覧が可能です。今後は200Mbps〜400Mbpsの規格が予定されており、スマホの通信速度は更に高速化しています。 |
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スマホのOS(オペレーティングシステム) |
スマホにはアプリ以外に、もう一つ大切な要素があります。それはスマホに搭載されているOSです。携帯電話では気にすることがなかったOSがスマホではとても重要な意味を持っているのです。
AppleのiOSとGoogleのAndroidが一騎打ち |
OSはパソコンで言えばWindowsが有名ですが、日本のスマホ市場ではAppleのiOSとGoogleのAndroid(アンドロイド)が勢力を二分しています。MicrosoftのWindows
PhoneやMozillaのFirefox OSも登場していますが、現在はこの2つがその大半を占めています。
国内シェアは、圧倒的だったiOSを後発のAndroidが猛追し追い抜いた状態で、現在iOSが4割強、Androidが6割弱になっています。新しいiPhoneの発売前にはAndroidとの差が開き、発売後には差が縮むように年間で見ても流動的です。2014年にドコモからSumsungのTizen
OSを搭載したスマホの発売が予定されましたが、Tizen OSを推進していたドコモが発売の無期限延期を発表するなど新しいOSが2強に挑むのは難しい情勢です。
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iOSはApple製品専用OS、Androidは無償で各メーカーが利用可能 |
両者のOSの大きな違いは、iOSはAppleが自社製品(iPhoneやiPad)のために開発しているOSであるのに対して、AndroidはGoogleが無償で提供しており、端末メーカーが自由にカスタマイズして搭載することができるOSであることです。
ドコモは自社の戦略に合ったAndroidで多くの端末をリリースした後にiPhoneを取り扱うようになり、auも当初Androidに特化した戦略を打ち出していましたが、Windows
Phoneを用意したり、iPhoneやFirefox OSを追加したりと方針転換しました。ソフトバンクは当初からiPhoneシリーズを主力にしており、Android端末も少し対応しています。アジアのSIMフリー市場は採用しやすいAndroid一色です。
もちろん両者にはそれぞれメリットとデメリットとがあります。iOSはApple製品のみが搭載しているため1社で普及させてゆかなければならないのに対して、Androidは多くのメーカーが利用することができ、普及においてはパソコン市場でアップル社のMacintoshに対して覇権を握ったWindowsのようになるかも知れません。その一方で、逆のメリットとデメリットとしては、OSのバージョンアップの問題があります。iOSは自社製品だけに搭載することを目的として開発されているため、古い端末でもOSのバージョンアップに対応しやすく、新機能の恩恵を受けることが可能なのに対して、Androidの場合は各メーカーで機種毎にOSをカスタマイズしているためバージョンアップが容易ではありません。中には発売後にOSのバージョンアップを行なわない(行なえない)と公表している機種もあります。そうなると、その端末のOSの進化はなくなってしまいます。OSのバージョンアップ対応は、2年契約が多い日本で長く端末を利用してゆく上で重要な要素となります。
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OSの違いはアプリの種類や数に影響 |
OSの違いで大きいのは、使用できるアプリにOS間で互換性がないことです。これは、iOS向けのアプリで使いたいアプリがあっても、Androidでは同じアプリがあるとは限らないということです。
iOS向けのアプリを登録するApp StoreはApple独自の厳しい審査基準を満たしたアプリのみが登録できる仕組みであるのに対して、Android向けのアプリを登録するGoogle
Play(旧Android Market)はアプリの開発者が25ドル支払えば審査なしで登録することができます。この違いがそれぞれのメリットとデメリットになっています。
また、App StoreはAppleが許可したアプリしか登録できないので、悪意のあるプログラムを含むアプリはまず登録できません。その反面、Apple次第で特に理由も説明されず登録できなかったり、突然アプリが削除されたりするため、アプリ開発者としては登録が保証されているGoogle
Playに流れる可能性があります。一方、登録の容易さからGoogle Playではアプリの登録数は伸びやすいでしょうし、当然App Storeではとても許可されないようなアプリ(アダルト系アプリなど)などもも見つけることができます。しかしその反面、悪意のあるプログラムを含んだアプリも登録できてしまうため、誤ってダウンロードしてしまうリスクもあります。さらにAndroid向けアプリをダウンロードできるサービスはメーカーが独自に展開するケースもあり、Google
Playだけにとどまりません。中には非合法なアプリを公開しているかなり怪しいマーケットも存在します。もちろんウィルス感染などのセキュリティ上の危険性はかなり高くなるので、怪しそうなアプリはダウンロードしない自衛策が必要になります。もっとも、最近では各社からAndroid向けのセキュリティソフトが発売されているので、心配な人は導入を検討してみて下さい。「お金を払ってまでは嫌だ」という人向けに無料版のセキュリティー・アプリも多数存在します(※ただ、無料のセキュリティソフトに偽装した悪意あるアプリにもご注意が必要です)。キャリアもセキュリティについて考え出しており、ドコモは無料でセキュリティアプリを提供しています。また、auも有料ではありますが、他のサービスを抱き合わせにしてセキュリティアプリを提供しています。
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【2】スマホを買いたい〜スマホ購入のためのアドバイス〜 |
スマホを買いたいと思っているのだけど、どうすればよいと思っている人も多いでしょう。本節ではそのスマホの買い方をアドバイスします。
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どのスマホを買ったらいいの? |
自分が重視することに優れたスマホを選ぼう |
全ての人のニーズを満たす完璧なスマホは残念ながら存在しません。なぜならスマホに求める機能やサービスは人によって様々だからです。スマホを選ぶ際には自分の重視する機能やサービスをよく考える必要があります。
あなたはスマホにどのような機能を求めているのでしょうか? サクサク軽快な動作(CPUやRAMなどのスペック)や従来携帯の機能(おサイフケータイや赤外線通信、ワンセグ・フルセグの対応)、或はバッテリーの持ち(バッテリー容量、省エネ機能、省エネ液晶の採用)などを求めているのか、それともファイル容量(本体ROMや外部ストレージの容量)やディスプレイの種類と大きさ・解像度、カメラ撮影(画素数、レンズ性能、動画撮影性能、イメージセンサー)、タッチパネルの操作性、本体の重量やサイズなどの機能の充実を求めているのか、まはた本体価格と月々の支払い額などの料金面、或は本体のデザイン性・高級感・可愛さなどを求めているのか、或はメーカーのブランド性とか、防水性・防塵性などと言ったスペック、その他メーカー特有の機能やアプリの豊富さ(欲しいアプリが対応しているOSか)、或はMVNO(いわゆる格安スマホ)で利用したい(ドコモのスマホかSIMフリースマホ)のかなど様々なニーズがあるでしょう。
重視したい項目とそうでない項目はあるでしょうか? 商品カタログを見る際にその辺を気をつけて見てみるとよいでしょう。もっとも、スマホのスペック競争はほぼ一段落しており、操作にストレスを感じることは減っています。これからはカタログスペックよりも、デザイン性や独自の機能、キャリアが提供するサービスなども判断材料になるかも知れません。何れにせよ、何事もそうですが、カタログというものは、自慢できる点は大きく取り上げてある反面、苦手な点は案外ひっそりと書いてあるものなので、購入する前にしっかりと確認しましょう。
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現在のキャリアに欲しいスマホがあるとは限らない |
いま持っている携帯電話と同じキャリアに気に入ったスマホが見つかればよいのですが、折角選び抜いたスマホが他キャリアに乗り換えないと使えないケースも残念ながら存在します。乗り換えることに問題のない人は大丈夫ですが、たとえば家族間通話無料のために自分一人でキャリアを変えられないという人も多いでしょう。従来このケースで悩んでいる人が多かったのが、auとソフトバンクからしか販売されていないiPhone
5でした。しかし、最近はドコモもiPhoneの取り扱いを開始したことでこの問題は大きくクリアーされました。また、日本の主要キャリアが発売しているスマホには、各キャリアが設定するSIMロック(他キャリアの契約SIMカードでは利用できないようにする制限)がかけられています。しかし、2014年10月に総務省が「SIMロック解除に関するガイドライン」を改正し、2015年5月以降に発売されるスマホはSIMフリーにすることが義務づけられました。始まってみないと分かりませんが、現在は色々と憶測が飛んでおり、SIMフリー化でキャリアの2年縛りによる端末費用割引がなくなると、たとえばiPhone
6を買うのに10万円弱の費用を支払う必要が出てくるかも知れません。
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スマホの買い方 |
スマホの買い方 |
スマホの買い方には様々な選択肢があります。スマホを買う場合、大きく分けて「新規で購入」するか、「いま持っている端末を機種変更」するか、或は「追加で購入」するかの何れかだと思います。既に音声通話付プランの契約を持って他キャリアへ移る場合はMNP(Mobile
Number Portability=携帯電話番号ポータビリティー)を利用することが可能です。スマホ端末代及び月々の支払いを安くできる順番としては、〔MNP→新規(追加含む)→機種変更〕となります。
MNP(携帯電話番号ポータビリティー)は他キャリアの契約数を減らしつつ自社の契約数を増やせることから各キャリアが最も力を入れています。以前は、途中解約に伴う違約金を肩代わりし、なおかつ現金をキャッシュバックしてくれる店舗もあり、顧客の争奪戦が激しくなっていましたが、異常なキャッシュバックをやめさせたい総務省の意向もあってか、以前ほどのキャッシュバックはなくなっています。また新規についても、各キャリアにとって契約数を純増させられる重要な契約になるためMNPに次いで力を入れていますが、殆どの人が既に携帯電話の契約をしているため、新規の契約を中々伸ばしにくい状況です。キャリアが初めて携帯を持つ学生向けに力を入れているのはそのためです。最後に機種変更ですが、殆どの方はこれに該当すると思います。キャリアにとって契約数が増やせるわけでもないので料金は優遇されませんが、繋ぎ止め目的で2年契約縛りを優遇するプランはどのキャリアも行なっています。なお、最近はMVNO(格安スマホ)が台頭してきており、MNPや新規が優遇されるケースばかりではありません。MVNOに使用するためにスマホ端末のみを安価に入手できる手段も多くなってきています。
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MNP(携帯電話番号ポータビリティー) |
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MNP(携帯電話番号ポータビリティー)とはMobile Number Portabilityの略称で、2006年10月24日にサービスを開始した携帯電話のキャリアをまたがる番号継続サービスを言います。要するに現在使っている携帯電話やスマホの電話番号をそのままで他の携帯電話会社へ契約を変更することです。ただし、この制度の導入後については、携帯番号は存続できるが、メールアドレスの変更が必要になったり、割引及びポイント等のサービスの引継ぎが出来ないなど携帯キャリア変更時の制約は依然として課題として残っています。 |
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キャリアショップで買う |
キャリアショップでは、スマホの購入に関する相談や自分に合った料金プランの相談などの他に、修理対応などのアフターサービスまで幅広く受けることができます。ドコモポイントなどのポイントがあれば端末の支払いに使用することができます。スマホ端末の価格については、機種変更では他の手段と比べて余り安くなりませんが、MNPなら実質0円は当たり前で一括0円も珍しくありません。キャリアショップでのスマホ購入は、このように購入以外の相談もでき、店員さんの知識も平均して高いという安心感がある上に、直ぐに使える状態の端末が受け取れ、予備知識なしでも契約まで行なえるという容易さがある反面、、MNPと機種変更では大きな差があるなど価格面では不満が残るということになります。
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大手家電量販店で買う |
大手家電量販店は独自のポイントカードによる値引きを行なっており、スマホを一括購入すれば貯めたポイントで値引きが出来ます。更に意外に思うかも知れませんが、ドコモポイントなどのキャリアのポイントも同時に使うことができるので更にお得です。また、スマホ売り場の店員は各キャリアから派遣されていることが多く、専門知識についても安心です。大手家電量販店でのスマホ購入は、このように購入に関する相談は可能ですし、店員さんの知識も大抵は問題ないと言った具合に安心感があり、しかも料金プランの契約などキャリアショップと同等のサービスを受けられるという容易さがある上に、店独自の割引で型落ち端末の価格が安くなることもあり、更にポイントがあればなお安く購入可能だという価格面での利点があります。
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MVNOでセット端末を買う |
最近増えつつある新しい買い方で、。格安のプランに抱き合わせで元から低価格な格安スマホを買うことが出来ます。MNPや新規でも特に優遇されることはありませんが、各MVNO(いわゆる格安スマホ)サイトからオンラインで申し込みすることが出来、端末とSIMカード到着までオンラインで完結できお手軽です。その一方で、キャリアショップのように手厚いサポートはまだまだ少なく、ある程度のトラブル解決知識が必要です。MVNOでセット端末を買う方法は、このように安心感の上でキャリアと比べて購入後サポートにやや難ある上に、機種変更の場合は自分で電話帳データなどの移行作業が必要になるなど色々と大変な面もありますが、その一方で元々安い端末がラインナップされているという価格面の利点に捨てがたいものがあります。
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白ロムショップで買う |
白ロムとはSIMカードを外した状態で売られている中古端末(新古もあり)のことで、白ロム=SIMフリー(全てのキャリア及びMVNOのSIMカードが使える)ではありません。ドコモの白ロムスマホ、auの白ロムスマホ、ソフトバンクの白ロムスマホ、SIMフリーの白ロムスマホ(SIMフリースマホは元々SIMカードとセットで売られないので、こういう表現はあまりしませんが)などがあります。白ロムを買う際に注意したいのは、自分が持っている契約のSIMカードとの規格違いであったり、auのようにICカードロックのクリアが必要だったりと、そのままでは使用できないケースもあるため予備知識が必要であることです。また、白ロムでの購入の場合、2年縛りなどの契約を一切気にせずに端末だけを購入することが出来ます。発売から1年以上経過したスマホは、キャリアによる販売が終了してしまうこともありますが、白ロムなら古い機種を安く購入することが出来るのです。ただ、在庫状況と相場は常に変化するので掘り出し物チェックを怠らないようにしましょう。なお、白ロム購入で注意しなければならないのが、前所有者が残債のある状態で売り、後にキャリアからリモートロックがかかることですが、しっかりと営業許可を取った白ロムショップではこの問題に対して保証を行なっているのでまず安心です。ちなみに、最近はMVNOでスマホの維持費を安くすると組み合わせて格安にスマホを持つスタイルが普及しつつありますが、殆どのMVNO(格安スマホ)はドコモの回線を使用しているので、ドコモの白ロムスマホならそのまま利用できます。そのため最近では、ドコモの白ロムスマホの需要が高まり、値崩れしにくくなっています。白ロムショップでのスマホ購入は、このように白ロム購入のリスクを最大限減らせるよう保証内容は確認が必要であるなど安心面でまだ問題がある上、SIMカード入れ替え後に自分で電話帳データなどの移行作業が必要である点など色々と厄介ですが、掘り出し物のチェックなどを怠らなければ価格面での魅力も充分にあります。
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インターネットオークションで白ロムを買う |
ヤフオクなどのオークションサイトで白ロム購入する方法で、白ロムを最も安く買える手段ですが、リスクも最も高い方法です。発売後間もない新機種は特に残債のある端末を掴まされるリスクが高まります。出品者の評価や出品スマホの製造番号確認、一括購入で残債なしであることなどをしっかり確認して入札しましょう。全てが自己責任の上級者向けです。インターネットオークションでの白ロム購入は、このように安心感重視なら薦められない上に、良い出品を探し、入札競争をし、出品者と連絡し、更に届くまでの緊張感、動作確認など様々な作業が必要になる反面、1円スタート出品などタイミング次第ではかなり安く買えるメリットもあります。
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スマホ購入後にすること |
スマホの保護フィル |
スマホを購入したら、やはり大きなディスプレイが傷つかないようにしっかりと保護したいものです。スマホはタッチパネル方式のため指紋が付きますし、画面が剥き出しで傷がつく可能性が高いのです。そのため保護フィルムが必要になります。
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保護フィルムのタイプ |
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スマホのディスプレイを保護するフィルムには大きく分けて光沢タイプとノングレアタイプの2つのタイプがあります。
- 光沢タイプ:
表面をピカピカに光らせて美しい艶と高級感を出すことが出来ます。黒色の絞まりやコントラストを高く見せることが出来るので、写真や動画をよく見る場合には特にオススメです。その反面、光を強く反射するので、蛍光灯や太陽光の映りこみで画面が見づらくなることもあります。また、指で触った際に指紋が付きやすく、目立つことが欠点ですが、材質の改良によって防指紋性を高めた光沢フィルムも商品化されています。また、真っ暗な画面では自分の顔もよく映るため、髪型ぐらいはチェックできるかも知れません。
- アンチグレアタイプ(AG:Anti-Grare):
光沢タイプとは反対に画面の艶を消してマットな表面にします。光の反射を抑えることが出来、蛍光灯や太陽光の映り込みを低減します。屋外での利用が多い場合にはオススメです。指で触るとサラサラとした感触があるので、光沢タイプと比べてスムーズな指のスライドが可能になります。光沢タイプと比べて指紋が付きにくい特長もあるので、汚れを気にする人にもオススメです。ノングレアの仕組上どうしても画面が白っぽくなるため、写真や動画を楽しむ際にはやや気になる場合があります。加えて細かい文字などはやや滲んで見えにくくなる場合がありますが、改良によってちらつきが抑えられた商品もあり、ノングレアタイプ、低反射タイプとも呼ばれています。
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保護フィルムのプラス機能 |
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保護フィルムには2つのタイプがありますが、それに加えて目的に応じた機能を持つ保護フィルムや便利な特性をプラスした保護フィルムがあります。
- 防指紋(AF:Anti-Fingerprint):
タッチパネル方式のスマホでは特に重要になるのが防指紋性です。指紋や油脂がベタベタ付いた画面は誰でも嫌なものです。ノングレアタイプの防指紋性は高いので問題ありませんが、光沢タイプでは防指紋性を高めた商品であっても指紋を完全に防ぐことは難しいです。最近ではフッ素をコーティングすることで防指紋性を高めた製品が登場しています。
- プライバシーフィルター:
あえて視野角を狭くして覗き見を防止するブラインド加工を施した保護フィルムで、電車内での利用など至近距離に人がいるところで効果を発揮します。副作用として画面が暗くなるためディスプレイの輝度を上げる必要があります。また、プライバシーフィルターはどうしても厚みがあるため、タッチパネル操作に支障のないスマホ対応製品を選ぶようにしましょう。
- 紫外線(UV)カット:
液晶ディスプレイのバックライトから出る紫外線をカットして目の疲れを軽減してくれる機能で、それに加えて太陽光の紫外線による液晶の劣化を防ぐ役割も持っています。
- ブルーライトカット:
LEDディスプレイから発せられる青色光をカットするメガネが話題になりましたが、スマホの保護フィルムにも同様の機能を持つ製品が登場しています。
- 傷自己修復:
表面に弾力性のある層があって、表面に傷がついても時間が経つと元通りに修復するフィルムですが、ただし、当然ながら修復可能な層を越えて深く傷ついた場合には修復出来ません。
- 気泡ゼロ:
エアーレスとも呼ばれるこのタイプは文字通り気泡が入らないことをウリとするフィルムで、仕組みとしてはディスプレイ枠外のみに粘着性を持たせてディスプレイ部はあえて吸着させないことで気泡も埃も入らないようにしています。他にも従来のフィルムと同じ吸着型で気泡が入りにくいように設計された製品もあります。
- 自己吸着:
最近の商品では当たり前になってきていますが、保護フィルムをディスプレイに貼る際にシールなどの糊付けが不要でフィルム自身が吸着するタイプです。
- 再剥離性:
こちらも最近の商品では当たり前になってきていますが、一度貼ってから剥がしても吸着性が失われず、貼り直しが可能なタイプです。
- 衝撃吸収:
スマホはディスプレイを保護するカバーがないストレートタイプが殆どですが、衝撃吸収を備えた保護フィルムは埃や傷だけでなく、強い衝撃からもディスプレイを守ります。最近はフィルムの代わりに強化ガラスを採用した製品まで登場しています。
- 抗菌:
人間の指はバイ菌だらけなので、使っているうちに保護フィルムはどんどん汚れてゆきます。細菌の繁殖を抑える抗菌仕様の保護フィルムで、少しでも清潔に保つことが出来るかも知れません。
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スマホのカバー&ケース |
大切なスマホをキズや汚れから守るためにはカバーやケースを装着するのもオススメです。スマホのカバーやケースは自分らしさを表現する個性にもなるので、製品の特徴を理解した上で、自分好みのデザインケースを探して見るのもよいでしょう。
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カバー&ケースのタイプ |
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本体を保護するカバー・ケース(iPhoneにはバンパーと呼ばれる形状のカバーもあります)には、大きく分けて、シリコン製のシリコンカバー(ケース)とプラスチック製や金属製のハードカバー(ケース)、シリコンとプラスチックの間を取ったTPUカバー(ケース)、そして、合成皮革や本革を使用したレザーカバー(ケース)の4つのタイプがあります。
- シリコンカバー(シリコンケース):
シリコンケースの利点としてゴムのような質感で滑りにくいため、うっかりスマホを落としてしまうことを防げます。サラサラとした優しい手触りで指紋も付かないし、第一目立ちません。他にシリコンの長所として熱さや冷たさも軽減するので、冬の寒い日でも触って冷たいということもありません。ケース自体が柔らかいので、スマホ本体に取り付ける時にもある程度引っ張って被せることができます。傷にも強く、仮に傷が付いたてもそれほど目立ちません。埃が付着する心配がありますが、最近ではアンチダストコーティングを施した製品も多く、その短所を補っています。ただ、完全に透明なケースにすることは難しく、端末本来の色と違って見えることもあります。
- ハードカバー(ハードケース):
ハードケースの利点として軽くて薄く装着感を感じさせないケースに出来るので、本体のデザインを損なうことなく傷や汚れが防げます。材質は主にプラスチック(ポリカーボネート)を使用していますが、中には金属製のケースもあります。複雑な形状や着色に優れており、メタリックな質感も実現出来ます。個性的なケースを狙うのであればハードケースがオススメです。ハードケースなら完全に透明なケースもあるので、スマホ本体の色合いを損なうこともありません。短所としては、表面を擦ると傷が目立つこと、落とした際に割れてしまう恐れがあることなどがあります。
- TPUカバー(TPUケース):
TPUとは熱可塑性ポリウレタン樹脂のことで、シリコンほどではないものの柔軟性があり、プラスチックほどではないものの硬質な強靭性を合わせ持った材質です。シリコンケースのように滑りにくい質感を持っており、ハードケースのように複雑な形状を実現することが可能です。埃の付着に関してもシリコンケースよりも優れており、両者の特長を生かした弱点の少ないケースと言えます。
- レザーカバー(レザーケース):
レザーが追求するのは高級感で、本革であれば自然素材ならではの味を楽しむことが出来ます。汚れや小さな傷でさえ革の味と見れば使い込んだ愛着感に早変わりします。本革であればもちろん手入れはしっかり行なう必要がありますが、革製品ならではの豊かな風合いを楽しむことが可能です。手触りは好みで分かれますが、シリコンケースと同等かそれ以上です。なお、合成皮革のケースであれば水濡れにも強いですが、本革では注意が必要です。
- 手帳型ケース:
スマホは以前の携帯電話と違って殆どのモデルでディスプレイが剥き出しなため保護フィルムを使って傷や汚れを防いでいる人が多いでしょうが、手帳型のケースはこうしたディスプレイの保護と見た目の高級感を併せ持ったタイプのケースで、特にOL層を中心に人気があるケースです。材質はPUレザーと呼ばれるポリウレタンでできた人工レザーの商品が一般的で値段も手頃です。中には本格派の方向けに本革の商品もありますが、値段は高めです。iPhoneシリーズのように売れている機種には専用のケースが多くありますが、そうでない機種ではバリエーションが少なくなりがちです。手帳型ケースはサイズさえ合えばどの機種でも使える全機種対応タイプも珍しくありません。
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カバー&ケースのプラス機能 |
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本体を保護するカバー・ケース(iPhoneにはバンパーと呼ばれる形状のカバーもあります)には、大きく分けて、シリコン製のシリコンカバー(ケース)とプラスチック製や金属製のハードカバー(ケース)、シリコンとプラスチックの間を取ったTPUカバー(ケース)、そして、合成皮革や本革を使用したレザーカバー(ケース)の4つのタイプがあります。
- バッテリー内蔵型ケース:
最も普及しているAppleのiPhoneシリーズはバッテリーの取り外しができないため予備用のバッテリーを用意することが出来ないのですが、その代わりにサードパーティーから発売されているのがバッテリーを内蔵したケースです。このケースのメリットは、本体内蔵のバッテリーの大きさでは実現できない大容量バッテリーを利用できることです。本体にケースやカバーが追加されるため厚みや重さが増してしまうのは仕方ありませんが、中には見た目の違和感をデザインでカバーしている秀逸な製品もあります。
- スポーツ対応ケース:
ジョギングをしながらスマホで音楽を聴きたい、アプリを使用してランニングの記録を付けたいなど運動中にスマホをアームバンドで固定できるケースもあります。
- カードホルダー付ケース:
スマホはiPhoneシリーズのようにおサイフケータイ機能に対応していない端末があります。そういった端末でおサイフケータイの代わりとなるのがカードホルダー付のケースです。クレジットカードやSuicaやTOICA、ICOCAなどの電子マネーカードを入れれば、擬似的にではありますが、スマホをおサイフケータイ対応の携帯電話のように使うことが可能です。なお、手帳型ケースには内側にカードホルダーが付いているケースが殆どです。
- 防水ケース:
最近では防水対応のスマホも増えましたが、ケースで防水できる商品もあります。
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スマホの充電切れ対策 |
スマホを購入する際、多くの人が気にしているのがバッテリーの保ちでしょう。スマホは高機能であるが故に電力消費量が大きく、従来の携帯電話に比べてバッテリーを直ぐに消費してしまうことは事実です。
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方法(1):モバイルバッテリーを活用する |
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近年主流になっているのがこの方法で、スマホとは別にモバイルバッテリーを持ち歩くため、いつでも・どこでも充電することができます。メリットとしては、スマホ本体に何も追加する必要がないこと、スマホ本体以外にモバイルWi-Fiルータなどの充電にも使用できること、また、10,000mAh超の非常に大容量な製品も登場しており、機種によっては満充電を数回分も確保出来ることです。
以前と比べて大容量のモバイルバッテリーの低価格化が進んでおり、これもより有効な手段になりました。製品形態も様々で、エネループ電池を入れて使うことが出来るスティックブースターやコンセントから複数の危機を同時に充電できるアダプタ、ソーラーパネルによる太陽光充電ができる製品など様々なものがあります。iPhoneシリーズにUSBで接続するための専用ケーブルももちろん発売されています。どれも様々なモバイル機器を持ち歩く現代のニーズに応えた逸品です。 |
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方法(2):内蔵バッテリーを大容量のバッテリーに交換 |
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スマホを購入した際に初めから同梱されている内蔵バッテリーをより大容量のバッテリーに換装する方法で、これも持ち物を増やすことなくバッテリーの容量を増やせる手軽な方法です。ただし、自分のスマホに対応したサードパーティー製の大容量バッテリーが販売されていること、そもそもバッテリーが交換可能な端末であることが条件となります。 |
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方法(3):バッテリー内蔵ケースを利用する |
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最も普及しているAppleのiPhoneシリーズではバッテリーの取り外しが出来ず、その代わりにサードパーティーから発売されているのがバッテリーを内蔵したケースを装着する方法です。この方法のメリットは、本体内蔵のバッテリーの大きさでは実現できない大容量バッテリーを利用できることです。本体にケースやカバーが追加されるので厚みや重さが増してしまうのは仕方ありませんが、見た目の違和感をデザインでカバーしている秀逸な製品もあります。 |
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