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今月のワンポイントアドバイス

アスベスト(石綿)がニュースで取り上げられています。
「アスベストって何?」
「身近に有るっていうので怖い?」
「なぜ今、アスベストで騒ぐの、もっと早く無くしていれば?」と
いうの疑問が・・・。その疑問に少しでも答えられればと思いまとめて見ました。

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アスベストとは
アスベストの問題
アスベストで何が起こる
アスベストの害


アスベストとは

アスベストというのは、ひとつの物質ではなく、天然の鉱物性繊維の総称です。日本語では「石綿」と呼んでいます。含有している主な元素は珪素(けいそ)、マグネシウム、酸素、水素。その他、鉄、フッ素、カルシウムを含むものもあります。

別の言い方をすれば、アスベストは珪酸マグネシウム塩からできた細い繊維の総称です。安価で耐熱性に優れていて、皆さんの生活の周りでは、その90%以上が建築資材として用いられています。建築物があれば、そこにはアスベストが存在すると考えなくてはいけません。
科学的にまとめると

 アスベストは、天然に産する鉱物繊維のことで、蛇紋岩系のクリソタイルと角閃石系のアモサイトなどがある。耐熱性、耐薬品性、絶縁性等の諸特性に優れているため、建設資材、電気製品、自動車、家庭用品等 3,000種を超える利用形態があるといわれている。
 しかしながら、主に欧米でアスベストの健康に対する危険性が指摘されて以来、わが国では、まず、労働環境の問題として、そして昭和の終わりから平成にかけて、一般環境汚染による一般住民の健康問題として顕在化した。
 その後、平成7年にクロシドライト、アモサイトについて労働安全衛生法に基づき製造・輸入・譲渡・使用が禁止された。現在も使用されているのはクリソタイルであるが、平成16年10月1日からは一部の例外を除いて製造、使用等が禁止される予定である。角閃石系のアンソフィロライト、トレモライト、アクチノライトについてはまれにしか産出せず、他の石綿鉱床に不純物として含まれることがあるが、石綿原料として国内の産業界では使用されていない。



  • クリソタイル(白石綿、温石綿)
クリソタイルの組成式は Mg6Si4O10(OH)8。クリソタイルから作られる石綿を温石綿と呼ぶ。2004年10月、使用が禁止される。しかし、一部の用途に限っては、2006年までその使用は認められている。2008年までには全面禁止される予定。
  • クロシドライト(青石綿)
1995年より使用も製造も禁止
  • アモサイト(茶石綿)
1995年より使用も製造も禁止
  • アンソフィライト(直閃石綿)
  • トレモライト(透角閃石綿)
  • アクチノライト(陽起石綿)


アスベストが利用されているのはその機能から

 アスベストが様々な工業製品に使用されている理由は、経済的には安価であること、及びそれのもつ物質的特性によるもので、特に次の点が挙げられる。

1. 紡織繊維性
 クリソタイルの単繊維は、最も細いクリソタイルで太さが約0.02〜0.03μmで、アスベスト繊維のなかで最も細く、長さが約1〜20μmの中空管状をなしている。また、アモサイト、クロシドライトは板状をなしている。
 通常、アスベスト繊維は集合体をなしており、工学的に解綿できる最も細い繊維束の大きさはおおよそ1〜2μmであり、アスベスト以外の無機又は有機繊維に比べ著しく細い。

2. 耐熱性
 クリソタイルでは、およそ 500℃までは安定であり、角閃石系のものはクリタイルより高温でも安定している。この耐熱性から、吹付け材等の建築資材及び他の工業資材に使用されることになった。

3. 抗張力
 アスベストは、ピアノ線より強い引っ張り力を有している。また、しなやかさも有しているが、特にクリソタイルのしなやかさが最も優れているとされている。

4. 耐薬品性
 耐酸性及び耐アルカリ性は、アスベスト繊維の種類によって異なるが、その中で、アンソフィライトが最も優れており、クリソタイルが劣り、他はこれらの中間に位置するとされている。また、酸・アルカリ以外の薬品に対しても比較的抵抗力が強いとされている。

5. 絶縁性、耐磨耗性、防音性

 アスベストは一般に熱絶縁性にすぐれている。この特性及び小さい吸湿・吸水性から保温材料として用いられている。

アスベストの用途

 アスベストは、強度を備えた微細な繊維構造を持つため、重さに比べて非常に大きな表面積をもつという特性を活かし、石綿スレート、石綿けい酸カルシウム板、ビニールタイル等の建築資材の繊維素材として使用されてきた。
 石綿はその9割以上が建材製品にしようされており、押出成型セメント板、住宅屋根用化粧スレート、繊維強化セメント板、窯業用サイディング、石綿セメント円筒に加工され、建築物の壁材、屋根材、外装材、内装材等にしようされている。
 建築材以外では、ジョイントシートやシール材に加工され、化学プラント等の配管や機器のガスケット、漏洩防止用のグランドパッキンに広範に使用されているほか、耐熱・電気絶縁板やエスカレーターのブレーキ等の産業用磨耗材等に使用されている。
 また、自動車のブレーキ・ライニングやクラッチ・フェーシング等の摩擦材及び潤滑材の繊維素材、並びに接着材、ペイント等の補填材に使われている。
 さらに、アスベストは、断熱、絶縁性に優れ、酸、アルカリにも強いため、電線の被覆材、機械、器具の断熱材、ガスケット、シーリング材、フィルター類や電解装置の中の隔膜などに利用されてきた。図3に平成8年度のわが国における石綿製品の使用状況を示す。
 アスベストの利用形態は、これらを含め、3000種以上あるといわれているが、平成8年度のわが国におけるアスベストの用途別使用量は、輸入されたアスベストの約93%が建築資材の原料として、残りがその他の一般材料として使用されている。

主な仕様例
  • 防音・断熱用として学校や各建築物、船舶、鉄道車両など
  • 理科の実験で、ビーカーなどを火に掛ける際に使う石綿付き金網(金網の中央にある円形の白っぽい部分)
  • 絶縁材料として
  • 自動車や鉄道車両のブレーキパッド、クラッチ板
  • 屋根瓦、屋根用波板、石膏板、天井用化粧板
  • ガスケット、シーリング材、パッキング

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アスベストの問題

アスベストは非常に細かいので、吸入すると肺の奥まで入ってしまう可能性があります。アスベストの吸入に関連ある病気で重病となるものに、石綿肺(肺線維症:肺が固くなり呼吸不全で死亡)、肺癌、悪性中皮腫などがあります。いずれもアスベストを吸入してしまうような労働環境で起こる職業病で、10年〜50年の潜伏期で発症。現在問題となっているのが、この潜伏期間を経て、発病してしまった人、発病している人たちが、身近にたくさんいることがわかってきたからです。
 また、身近に多くの使用例があることも注目されている原因です。
アスベストによると思われる死者数

アスベストを使用した製品の製造工程、作業に従事した従業員の健康被害(特に死亡例)が、2005年6月末ころからにわかに日本国内のマスコミに報道されるところとなり広く知られることなりました。2005年7月7日現在で報道されたものを列挙してみました。被害がいかに大きいかわかっていただけるかと思います。

クボタ:58人
ニチアス:86人
エーアンドエーマテリアル:6人
ウベボード(宇部興産の子会社):6人
日本バルカー工業(関連会社含む):20人
日本インシュレーション:8人
ノザワ:5人
太平洋セメント(旧秩父セメント):16人
三菱マテリアル建材(三菱マテリアル系):2人
旭硝子:1人
ミサワリゾート(旧日本エタニットパイプ):12人
中谷商店(ニチアスの子会社):1人
竜田工業(ニチアスの子会社):9人
ニチアスセラテック(ニチアスの子会社)の前身:4人
日清紡:2人
日本ピラー工業:1人
神島化学工業:1人
住友重機械工業:14人
ユニバーサル造船
旧JFEエンジニアリング:7人
旧日立造船:3人
川崎重工業:1人
日本通運:3人
日立化成工業:1人
東京ガス:1人
マツダ:2人
富士重工業:1人
日立製作所:3人
東日本旅客鉄道:1人
石川島播磨重工業:20人
ほか4社:計5人
こんなに身近にアスベストが

使用量
 わが国は、消費量のほとんどを輸入に頼っている。
 年間の輸入量は、1960年代に急激に増加し、1974年の35万トンを最高に、1970年代及び1980年代は25万トンから35万トンの高水準で推移してきたが、1990年代に入り年々減少していった。2003年は2万5千トンであり、前年の43%減、ピーク時の93%減と大幅に減少している。
 日本への主な輸入元は、カナダ54.1%、ジンバブエ28.0%、ブラジル13.0%である
 図2にアスベストの輸入量の推移を示す。



これだけの量が身の回りに使われている危険性を認知しなければならない。その主な例として建築での使用状況をチェクしてみます。
建築物等におけるアスベストの使用実態

 アスベスト含有製品には、多くの種類があり、輸入されたアスベストの90%以上は建築資材として建築物等に使用されている。ここでは、建築物等に使用されているアスベスト含有建材を、3種類に分類して説明します。

■ 各種吹きつけ主剤として

●  吹き付けアスベスト
 アスベストと結合材とを一定割合で水を加えて混合し、吹き付け施工したものである。結合材としては一般にセメントが使用されている。建築物等の鉄骨材などの耐火被覆、機械室(ボイラー室)、空調機械室などの吸音、断熱材として使用されている。

● 吹き付けロックウール
 吹き付けアスベストのほかにこれとよく似た建材に吹き付けロックウールがある。
 昭和50年に吹き付けアスベストが原則禁止となって以降は、吹き付けロックウールに切り替わっているが、しばらくの間は、アスベストを混ぜて使用されていた。 用途は、吹き付けアスベストと同様に、耐火被覆用と吸音、断熱用であり、使用場所等も同じとみてよい。

●  吹き付けバーミキュライト
 バーミキュライト(ひる石)にアスベストを混ぜて使用されている。
用途及び使用方法は、吹き付けロックウールとほぼ同様である。

アスベスト保温材
 アスベスト保温材には、アスベストを含有する保温材とアスベストを含有する耐火被覆板(けい酸カルシウム板、石綿ロックウール板)がある。

(ア)石綿保温材
(イ)けいそう土保温材
(ウ) 塩基性炭酸マグネシウム保温材
(オ)はっ水性パーライト保温材
(カ)バーミキュライト保温材

耐火被覆板
耐火被覆板は、吹付けアスベストと同様に鉄骨材等の耐火性能を確保するために用いられている。

(ア)繊維混入けい酸カルシウム板
(イ) 石綿ロックウール板

アスベスト成形板
 アスベスト成形板には、平板(ボード)又は波板状のものがある。
最も代表的なものが石綿スレートである。構成原料の主体を占めるセメント及びアスベストが無機質系材料であるため、防火性、耐水性等に優れた性能を持つことから、建物の外壁、屋根をはじめとして広い範囲で使用されている。さらに、化粧を施したものや、軽量化したものなど、多くの石綿スレート関連製品がある。

@ 石綿スレート
A 石綿セメントパーライト板
B パルプセメント板
C 石綿セメントけい酸カルシウム板
D 化粧石綿セメント板
E 石綿セメントサイディング
F 住宅屋根ふき用石綿スレート
G 化粧石綿セメントけい酸カルシウム板
K 吸音あなあき石綿セメント板
L 押出成形セメント板
M ビニル床タイル 他

これだけの原材料を多くの製品に加工した段階で

これだけ多くのアスベストが、製品に加工される段階で、従業員は、何も知らずにアスベストを吸い込んでいたのです。そして潜伏期間を経て現在の現象に至っているのです。多くの従業員の方が、また周辺の住民の方々、また、施工現場で実際にアスベストを加工したり、施工したりした人々、現在潜伏期間にあるのか、不安な日々がスタートしてしまったのです。
現在の使用状況での問題

建築に使われたアスベストは建築物がある間は、一部の例を除いて(鉄骨財の被服工事など、外部に露出しているもの)、空気中に浮遊する事はありません。
しかし、家やビルを建て替えるために、建築物を壊すと建築に使われたアスベストが多量に空気中に浮遊します。解体工事の現場の周囲では、アスベストの浮遊量が増加している可能性が高いと考えて間違いありません。古い建物を立て直して、都心型の高層建築を作っている地域ではアスベスト濃度が高くなります。
アスベストの危険性 と環境基準
アスベストは浮遊粉塵であると同時に繊維物質であるので、単位は本(f)で表される。 日本における大気中アスベスト環境基準値は10本/L(全石綿として)である。 ちなみにこの基準値はアメリカと同じである(米国アスベスト対策法)。

では、大気中や室内ではどの程度アスベストが飛散しているのであろうか? 調査の一例を示します。

アスベストを全く使用していない事務室・・・0〜0.10本/L
アスベストを含む建材を使用した事務室・・・0〜0.50本/L
アスベストを含むタイルを使用した事務室・・・0.31〜0.58本/L
アスベストを吹き付けた空調機を使用している事務室・・・2.08〜5.00本/L
壁にアスベストを吹き付けた空調機・・・1.40〜1.70本/L
壁にアスベストを吹き付けた空調機(工事直後)・・・3.34〜22.99本/L )

※参考:大気中のアスベスト・・・0.19〜2.83本/L(平均:0.63本/L) 


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アスベストで何が起こる

アスベストは非常に細かいので、吸入すると肺の奥まで入ってしまう可能性があります。アスベストの吸入に関連ある病気で重病となるものに、石綿肺(肺線維症:肺が固くなり呼吸不全で死亡)、肺癌、悪性中皮腫などがあります。いずれもアスベストを吸入してしまうような労働環境で起こる職業病で、10年〜50年の潜伏期で発症。この中でアスベストとの関係で注目されているのが中皮腫です。
健康影響

現在、アスベスト暴露に関連あるとして確認されている疾病は、石綿肺、肺がん、悪性中皮腫の3疾患に加え、良性胸膜疾患として、胸膜炎、びまん性胸膜肥厚、円形無気肺(または無気肺性偽腫瘍)及び胸膜プラークがある。これらはいずれも空気中に浮遊するアスベストを吸入することにより発生する。


図4 石綿によって起こされる病気とその部位

(出典 せきめん読本)


石綿肺

 アスベストの健康影響として最も早くから注目されており、職業上アスベスト粉じんを通例10年以上吸入した労働者に起こるじん肺の一種である。吸入されたアスベストが細気管支や肺胞に刺激を与え、炎症を起し、次第に終未肺気管支周辺や肺胞の線維化を来たし、肺機能障害を起こす。これはアスベストの暴露が中止した後にも進行することが知られている。最終的には肺線維症の進展の結果、呼吸不全で死亡する場合がある。
肺がん

 1985年にLynch とSnith により、石綿肺に合併する肺がんの症例が報告され、その後多くの石綿肺合併肺がんが報告されたが、1955年Dollがイギリスの石綿紡績工場労働者を対象にした疫学調査で、この工場に20年以上働く労働者の肺がん死亡率が、一般住民に比べて13.7倍も高いことを報告し、アスベストと肺がんとの因果関係を疫学的に明らかにした。
 アスベスト暴露から肺がん発症には通例15〜40年の潜伏期間がある。また、暴露量が多い集団ほど肺がんの発生が多いという量一反応関係があることが確認されている。
悪性中皮腫

 胸膜、心膜、腹膜などの漿膜腔を覆う中皮表面及びその下層の組織から発生する極めて予後不良な悪性腫瘍(がん)である。アスベスト暴露から20〜50年の長い潜伏期間を経たのち発症する。
 悪性中皮腫の発生は、アスベストの種類によって差があることが知られており、クロシドライトが最も危険性が高く、アモサイトがこれに次ぎ、クリソタイルは前二者より低いとされている。
良性胸膜疾患

 アスベストによる胸膜炎は比較的近年になってからその存在が認められた。他のアスベスト関連疾患とは異なりアスベスト暴露開始より数年以内にも発生する。全く自覚症状がないまま経過し、後に胸膜が癒着し、びまん性胸膜肥厚として健康診断時などの胸部X線検査で気づかれることが多い。中には、胸膜肥厚部分に隣接した末梢肺が部分的に虚脱を起こし、胸部X線写真上、円形の腫瘤様陰影を呈することがあり、これを円形無気肺または円形無気性偽腫瘍と呼んでいる。これらの3つの胸膜疾患は職業上アスベスト暴露を受けた場合に生じる疾患である。
 胸膜プラークは、通常アスベスト暴露より20年以上経過したのち、胸部X線検査で初めてみつかることが多い。それ自体は肺の機能障害をもたらすことはないが、職業暴露よりも低い濃度の暴露によって生じることが知られ、過去におけるアスベスト吸入の指標として意義が大きい。

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アスベストの害

 先に述べたように、アスベストの大半は建築建材として私たちの身の回りでも広く安易に利用されてきています。その大半は、通常の状況では悲惨の可能性は非常に低いと考えて良いようです。
 しかし、家やビルを建て替えるために、建築物を壊すとそこに使われたアスベストが多量に空気中に浮遊します。
 条例で、吹きつけアスベストなどの解体工事には、飛散防止の厳しい決まりが定められていますので、比較的安心ですが、その他、建材に含有されているアスベスト材などは、解体工事の際に飛散防止の条例が無く、野放し状態で現場の周囲では、アスベストの浮遊量が増加している可能性が高いと考えて間違いありません。
空気中にアスベストが浮いています!

アスベストの健康への害は生じるには時間がかかります。今まで大量に使用されてきたアスベストは、間違いなく私たちも接してきて、肺に吸い込んでいるはずです。製造会社元従業員の方の職業病アスベスト被害について知った今、今までの環境と自分の状況については、「恐ろしい」の一言です。
 実際、都会の空気中にはアスベストが浮遊している事が確認されています。職業病の人とは量的な差はありますが、毎日、一般の人もアスベストを吸い込んでいるのは確かです。悪性中皮腫の死亡数はアスベストによる健康に対する害の指標となると考えられ、どの予測も今後、悪性中皮腫による死亡は増加すると予測しています。
アスベスト処理フロー

1 施工区画の隔離、前室の組立・設置


・吹き付けアスベスト等の除去作業を行う場所は、プラスチックシートなどで、外気と隔離すること。
・施工区画への出入り口には、前室を設置すること。

2 換気装置の設置


・隔離した区画内には、HEPAフィルタ付換気装置を設置し、常に負圧を保つこと。
・換気装置は、前室から取り入れた空気が施工区画内を均一に流れ、排気されるような位置に設置すること。

3 吹き付けアスベストの湿潤化


・除去作業は、吹き付けアスベスト等を薬剤その他で湿らしてから行う。

4 吹き付けアスベストの除去


・吹き付けアスベスト等が残らないように注意すること

5 残留アスベストの除去
6 除去面への粉じん飛散防止剤の吹き付け


・除去作業後は、除去面へ飛散防止剤を散布することが望ましい。 
(除去後も引き続き建物を使用する場合には、除去後の室内のアスベスト濃度が高くなることを避けるためケレン棒等による除去後、ブラシによってアスベストが残らないようにすることが必要である。)
・除去したアスベスト廃棄物は、散水して湿った状態を保つこと。

7 アスベスト廃棄物の搬出


・除去したアスベスト廃棄物は、散水して湿った状態を保つこと。
・アスベスト廃棄物は、プラスチック袋等で二重に梱包するか又は堅牢な容器に密封して搬出すること。

8 工具、資材の搬出


・除去作業に使用した工具、資材などは、付着したたアスベストを取り除いた後、施工区画外へ搬出すること。

9 施工区画内の清掃


・除去作業終了後、施工区画内の隔離用シートの床面を真空掃除機で清掃するとともに壁面の隔離用シートには飛散防止剤を噴霧すること。

10 隔離用シートへの粉じん飛散防止剤の吹き付け
11 施工区画内の汚染空気処理


・換気装置の稼働、飛散防止剤の散布等により、施工区画内の汚染空気を処理したのち、隔離用シ―卜を取り除くこと。
 この場合、施工区画内のアスベスト濃度を測定し、処理の効果を確認することが望ましい。

12 隔離用シートの撤去

成型アスベストの解体処理

 アスベスト成形板は 、使用状態においては表面が安定しており、物理的な衝撃などを加えない限り、アスベストの空気中への飛散はないといわれている。しかし改修工事や解体工事に伴い成形板をはかいしたりすると、吹き付けアスベストやアスベスト保温材よりも少ないがアスベストが飛散する。
 石綿スレートの使用が多い建築物の解体工事の工事現場直近、又は作業場所における測定例によれば、数十本/Lという飛散が認められている。また、都が行った密閉した空間でアスベスト成形板(30×30cmの試験体5枚)に物理的な力(7.26kgの球形おもりを高さ50cmから落下させた。)を加えて破壊し、その時の破壊に伴うアスベストの飛散量を測定し、飛散特性を把握した実験結果によれば、100本/L〜500本/Lの範囲の飛散が認められた。
 このように、工事現場周辺へのアスベストの飛散は吹き付けアスベストに比べて少ないが、アスベスト成形板を物理的な力を加えて破壊した際に環境中に放出されることは明らかであり、また、過去のみならず現在においてもアスベストの大半がアスベスト成形板として使用されて(平成16年10月1日からは使用等禁止)、建材中に蓄積されていることを考えると、将来の解体時に排出される量は無視できない量に達すると推定される。
 アスベストは環境蓄積性が高い物質であり、ひとたび環境中に放出されれば、その除去はほとんど不可能といってよい。したがって、可能な限り排出を抑制することが必要である。
 このため、建築物等に使用されているアスベスト成形板についても、改修工事や解体工事に伴う飛散を防止するため、可能な限り破壊や破断を伴わない工法により工事を行うように努めることとしたものである。
 標準的な工法としては、手作業により解体する方法がある。
 アスベスト成形板を除去するにあたっては、工事現場周辺を防じんシートなどにより養生を行うとともに、手作業による解体等の解体が実施できない箇所については、作業中は常に散水によリアスベスト成形板を十分湿潤状態にし、解体作業を行うものとする。


問題点 飛散防止について努力目標のみであり、実際にはなんら対策をされずに解体作業を実施しているのが
      実情である。
      解体した、アスベスト材は、通常の産廃として処分場で暴露状態で放置されているのが実情、
      二次被害を防止しえていない。

ここでできることは、解体現場のそばにはよらないこと、位です。
アスベストの危険性  ・・ 呼吸して吸い込むこと

 「どんな形で」という観点でいえば、まず気をつけるべきは「呼吸器系」から体内に入った場合だということ。 それ以外に口から入っても肺に入らなければ、無害といって良い古い水道管などにも使われているがこれも影響は無いと考えてよい。
住まいの中にあるアスベストへの対策

アスベストを見つけたとしても、あるいは日曜大工などによって(アスベスト建材を使って)自分でつくっていたとしても、それをはがそうなどとは思わないように。そしてできるだけこすったり、振動を与えたりしないようにする。気をつけるとしたら、こういったことでしょう。

 吹き付けアスベストなどは確かにあると気持ちが悪いでしょうが、そっとしておく分には実はそれほど大きな心配にはなりません。アスベストが吹き付けてある場所」で実際に濃度を測定したこともありますが、十分に基準値を下回る結果でした。そっとしておけば大丈夫なのです。 それでもどうしても気になるなら、その部分だけを取り除くのではなく、壁紙などを張った方がいいですね。あとは厚めに塗料を塗るとか、接着剤で固めるとか。現実性を考えると壁紙などを張るのが一番いい方法です。
空気清浄機で除去できる

 ほかの汚染物質も同じですが、大切なのは換気すること。それからアスベストは粉塵成分ですから空気清浄機が効きます。一般に空気清浄機はガス状の成分はまず効きませんが、粉塵であるアスベストに対しては効果があると思います。
自分の環境が心配の人は

 現在どの程度アスベストに暴露されていたら、どの程度外があるか実証されていない、もし過去を振り返ってみて(大掛かりな日曜大工で、スレートなどをカットしてその粉塵が相当舞っていた経験を持つ人・家を一部をリフォームして、その前にアスベスト材を塚手いた可能性のある人)など不安がある方は、健康診断をまめに実施して早期発見に努めるのが最善です。

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