1stサービスヤマト生活情報館

こちらもチェック 水のトラブル プロが教える自分で出来る修理法
Presented by Yamato Group

今月のワンポイントアドバイス
2001年 1月のワンポイントアドバイス

明けましておめでとうございます。

今年、そして今世紀もお役に立てそうな情報をお届けしてまいります。
年末より順次リニュアルをおこなっております。
見やすくそして、何よりもお役に立てる
生活情報サイトにしていきたいと思います。
■☆■ 寒い冬を少しでも暖かくすごすためには ■☆■
ままずは基本から
暖房器具の特徴
熱を逃がすな
冬の風邪対策
冷え性・・体質を改善しよう! 
 
まずは基本から

● 快適な温度は?
冬の部屋の快適温度は18〜22℃です。
室内で、寒いと感じたときは、温度設定を上げるのではなく、なるべく着るもので調節しましょう。暖房器具の過剰使用は、かえって健康を損なう場合もあります。 また、省エネや環境問題などからも好ましくありません。

● 熱を逃がさず効率的に?
部屋から熱を逃がさないことが大切、窓や壁の放射冷却隙間風などの影響を考えましょう。でも、忘れてならないのは部屋の換気、特に換気機構の無いストーブ は必ず定期的に換気をおこなう事。

 体感温度をうまく使いましょう。
寒いと感じるのは、手・足、そして首周り、どうしても暖かい空気は天井のほうにいってしまいます。床暖房や、ホットカーペットを使って足元を暖めれば、室温を抑えてもとってもあったか。
お出かけのときも、手袋やマフラーを使えば、不要な着膨れも防げ、スマートですよ。

● 体調をい整えましょう
血行が悪いと、どうしても手足が冷えて寒く感じます。体調を整え、血行の良い体を作ることも大切、そうなると、コタツなどで丸くならずに済まず、行動的になり、体を動かせば体も温まり、そして、体を動かすことによって、より健康に、そして寒さも忘れます。そう、好循環の始まりです。
 
暖房器具の特徴

器具名 特   徴
エアコン
(インバーター)
エアコンの吹出口から床に向かって暖かい空気が流れる。
下から上へ暖めてくれる。暖房のムラができにくい。
温度センサーなどで、温度分布を改善できるものも。
石油(ガス)
ファンヒーター
暖かい空気は、下から上へ暖かさが広がる。空気を汚す
石油ストーブ 暖かい空気がすぐ上にいってしまう。空気を汚す。
電気ストーブ 身体を近づけると暖かい。温度は上がりにくい。
遠赤外線ストーブ 電気ストーブと似ているが、遠赤外線で体の芯から温まる。
電気カーペット 身体を接触させる部分は暖かいが、暖かさは広がらない。
温度はあまり上がらない。クリーン。
床暖房 床自体を暖め、足元から暖める。クリーン。
広い部屋や、天井が高い部屋には最適。。
暖房費がかかる。
電気コタツ 日本の冬の必需品、遠赤外線や機能も豊富に。

[ ページトップ ] [アドバイス トップ ]

熱を逃がすな

部屋の中をいくら暖房器具などで暖かくしても窓、壁や床などから熱は逃げてしまっています。カーテンやじゅうたんなど身近なもので熱を逃さないようにしましょう。 また、暖房器具を使いながら省エネで暖かく過ごせる方法もたくさんあります

● 日本住宅は寒さに弱い?
これまでの住宅は、その多くが断熱性能上、不利な構造となっています。それは、日本の気候の特徴である高温多湿な状態から、木材を腐らせることを防ぐために、壁中や、床下、天井裏をできるだけ風通しをよくし、木材を乾燥させる構造になっているからです。これまでの住宅では、特別な対応をしていない限り、どの家も、上の絵のように床と壁と合わせ目や、柱と壁の合わせ目に隙間があって、空気が漏れる構造になっています。この隙間から、せっかく温めた空気も外に漏れてしまい、外の不快な空気が室内に入ってきてしまいます。これが、これまでの住宅の断熱性能を低くしている原因です。

● そのほかにも、家の中の冷たい面はこんなところ
  1. 外気に接している壁(特に断熱材の入っていない家)
  2. 外気に接している窓
  3. 外気と接しているドア

● 増改築のときに
断熱材を使う 家の改築・新築の場合は断熱材を使用しましょう。熱が逃げず、暖房費も大幅に節約できます。
二重サッシにする 間に空気が入っているので、熱を逃がしません。
高気密住宅へ 構造上、隙間が出来そうなところに、隙間防止用のテープなどで外気の進入を防ぐ
 
● 簡単にできる隙間風防止用アイデア集

上下温度差を生むすきま風チェックポイント
(線香の煙を近づけてチェック!その際は家を締め切って換気扇を回すと見つけやすいです)
  • 床と壁の継ぎ目断面が扇型の細い角材をあて、木目模様のテープで覆う
  • ドア周り、市販のドア用ゴムパッキンなどでしっかり密閉できるように調整
  • 畳の継ぎ目、畳を上げ、外気に通じる部分に新聞紙などを詰める。
  • サッシの周り、市販の隙間防止テープが便利
  • 外気に面した壁にあるコンセント穴感電防止用のプラグをはめ込むだけでも軽減
  • サッシとガラスの接合部分、四隅、ゴムの充填材などで埋める
  • マンションのドアポスト、ドアポストの中に梱包用のカバーなどを入れて覆うといい。
● 簡単にできる熱を逃がさないアイデア集
  • 窓にアクリルボードを1枚加える。下にあるとより効果的。エアパッキンも可
  • 窓の下にバスマットなど立てかけて冷たい面をシャットアウト。段ボールなどでも良い。
  • 北側など冷たい壁には発砲系のプラスチックボードなどを張ると良い。
  • 窓は厚手のカーテン、遮光カーテンなどで上から下まですっぽり覆う
  • 従来のカーテンの裏側に、断熱用カーテンを付け加える。
  • カーテンレールの上にカーテンボックスがない場合、その上を断熱ボードなどで覆う
  • 雨戸に断熱材を貼りつける
● その他こんなことでも効果てき面
  • エアコンのフィルターは2週間に一度は掃除する。これだけで約一割暖房効率がアップ。
  • 電気こたつは掛け布団だけでなく、敷き布団を併用
  • こたつの下敷きやホットカーペットの下にレジャーシートなどを敷く。
  • 足もとを暖めてくれる電気カーペットは、エアコンなどの暖房とと併用すれば、設定温度を低めにしても快適
  • 暖かい空気は上へ流れるので、扇風機を使って暖かい空気を循環させましょう!
  • 暖房器具は、冷気の入ってくるところを背に向けて置くと、冷気が暖まり効果的
  • 昼間の太陽の光を部屋へ上手に取り入れましょう


[ ページトップ ] [アドバイス トップ ]

冬の風邪対策

風邪の原因は、ウィルスです。 寒くなり体力が落ちて免疫力が低下した時にウィルスが活動をしだすのです。 風邪から来るさらなる免疫力の低下が別の病気を誘引し、さらにいろいろな病気にかかることが一番の問題点です。

● ウィルスは水分と熱に弱いので、室温と湿気の調整に気をつけましょう。
  1. 部屋の湿度を高めましょう
    ウィルスは水分が嫌いなので加湿器などで部屋の湿度を高めましょう。
    乾燥したのどや鼻は一番ウィルスが好み、それが原因で風邪になりやすいのです。
    部屋に洗濯物ややかんでお湯を沸かすなども効果あります。
    湿度60%以上がウィルスの退治に効果的です。
  2. 部屋を暖めましょう
    ウィルスは寒いところが好きです。部屋を暖めウィルスを追い出しましょう。

● ウィルスを持ち込まないようにしましょう。
  • 外出から帰ったら、玄関でコートや上着などを脱ぎ、たたいてウィルスを落とし部屋に持ち込まないようにしましょう。
  • うがいをしましょう。
    のどや鼻についたウィルスを洗い流しましょう。
  • 手を洗いましょう。
    知らずに触れたものからウィルスがうつるのを防ぎます。

● 体力が落ちると免疫力が落ちます。風邪を引かない注意点。
  • 食事や睡眠を十分に取り体力を維持しましょう。
    風邪を引かないためには、偏りの無い食事と規則ただしい生活習慣が大切です。
  • コタツやホットカーペットで寝ない。手袋・くつ下はつけて寝ない。
    暖かい状態で常に寝ていると人間本来の体温調整の能力が低下するとともに起きた状態では体温を高める能力が低下してウィルスを招きます。 また、汗をかき体温が落ちると風邪をひきやすくなります。
  • 暖房にあたり過ぎない。
    上の項目と同じで、暖房で暖まりすぎていると体の持つ体温の調整機能が麻痺してしまいます。
  • のどにスカーフやバンダナを巻く。
    息を吸い込んだりして冷やされた喉はウィルスが好んで入り込もうとします。 喉を暖めてウィルスの定着を防ぎます。
  • 入浴後の汗は完全に拭き取る。
    湯上りに汗をかくのは良いのですが体温が落ちるのでウィルスが忍び寄ってきます。
  • 入浴後には厚着しない。
    暑い入浴後、厚着をする事で体温の調整がおかしくなります。

[ ページトップ ] [アドバイス トップ ]

冷え性・・体質を改善しよう!

冷え性とは

血液の循環が悪く、体内で作られる熱の量が少ない人が多く、手足や腰などが冷えやすい状態をいいます。 原因のほとんどは、血液の循環をコントロールしている「自律神経」のバランスがくずれてのようです。  自律神経は、寒さ、暑さに合わせて血管を収縮・拡張させ、放熱を調節することで体温を一定に保つ働きをします。ホルモンバランスの乱れのほかにも、ストレスや栄養不足、貧血などにより、正常に働かないために、冷え性は起こります。

冷え性の人は血液の流れが悪くなるために、細胞間の代謝がそこなわれ、細胞が老化しやすくなります。栄養バランスのとれた食品を組み合わせて摂取しましょう。  これらの成分は体を温める効果が期待できます。

栄養素 おもな役割 おもな食品
たんぱく質 体温を上げる 肉、魚 など
ビタミンE 血行をよくする ごま、ピーナッツ、かぼちゃ など
ビタミンB 末梢神経の働きを促進する 豚肉、うなぎ、さば など
ビタミンC 毛細血管の強化 キャベツ、ブロッコリー、など
造血作用 レバー、豆類、あさり など

[ ページトップ ] [アドバイス トップ ]